小柄女性向けブランド「COHINA」が事業譲渡
株式会社newnが展開する小柄女性向けアパレルブランド「COHINA」は、2024年9月2日をもって株式会社サザビーリーグへ事業譲渡されることを発表しました。この譲渡により、COHINAの新たな運営はサザビーリーグが設立する新会社「EGBA」が担当します。
COHINA誕生の背景と成長
COHINAは、2018年の設立以来、「本当に欲しいと思える素敵な服を、低身長でも美しく着こなせるサイズで作ろう」という理念のもと、小柄女性のためにデザインされたアパレルを提供してきました。ブランドのコンセプトは「あなたに陽が当たる服」であり、小柄女性の美しさを引き出すことを最優先に考えています。
成長の証として、2024年8月にはInstagramのフォロワー数が22万人を超えるなど、強い支持を受けてきたことが挙げられます。また、2022年には小柄な大人女性向けのブランド「ŚTRATA」も立ち上げ、さらなる展開を図っています。
譲渡先のサザビーリーグとその期待
サザビーリーグは、さまざまなライフスタイルブランドを展開しており、クリエイティブリテイラーとして多角的なアプローチを行っています。「Afternoon Tea」「agete」「Ron Herman」といったブランドが知られ、グローバルな視点での商品開発やオフラインでのコミュニケーションの強みを持つ企業です。
EGBAの代表取締役社長、帰山元成氏は、COHINAブランドのファンやメンバーの情熱を評価し、サザビーリーグ流のノウハウを引き入れることでブランドの成長を加速すると述べています。また、COHINAに関わる人々と共に「It’s a beautiful day」を感じられるような価値を創出していくことに期待を寄せています。
新たにサザビーリーググループに参入することで、COHINAはファンとともに強固なブランドを育て、さらなる発展を目指します。中川綾太郎社長は、サザビーリーグへの譲渡に対し「より多くのお客様に愛されるブランドへと成長させるべく、知見豊かなパートナーに事業譲渡を行った」と話しています。
ブランドの今後の展開
COHINAは、これまで築いてきた独自のファンマーケティングやデジタルマーケティングの知見と、サザビーリーグの技術を融合させ、さらなる顧客満足度の向上に努める方針です。特に小柄女性に寄り添うブランドの姿勢を大切にしながら、国や地域を越えて多くの人々に感動を届けることを目指しています。
「小柄だからといって輝くことを諦めたくない」というメッセージを持つCOHINAの挑戦は、今後も続きます。ブランドディレクターの田中絢子氏は、ファンとの信頼関係をさらに深め新しい価値を創造していくことを宣言しました。
まとめ
COHINAの事業譲渡は、ただの変更ではなく、新しい可能性や展望を示すものです。これからの成長に注目が集まる中、小柄女性たちへのさらなるサービスと喜びを提供することが期待されています。サザビーリーグのもとで新たな翼を得たCOHINAが、どのように進化していくのかに目が離せません。