コロナ禍を乗り越える音楽プロジェクト「おかえり、おんがく」始動

音楽で人々を元気にするプロジェクト「おかえり、おんがく」

コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止や縮小され、音楽の楽しさが失われてしまいました。それに対抗すべく立ち上げられたのが「おかえり、おんがく」と呼ばれる新たな音楽プロジェクトです。この企画では、再び音楽を通じて人々を元気にしようという想いが込められています。

このプロジェクトは音楽を愛するすべての人々に向けて、楽器演奏や仲間との音楽活動の場を提供することを目的としています。特に音楽業界も大きな影響を受けているため、協力するアーティストたちが集い一緒に創り出すことで、音楽の素晴らしさを再確認しようという試みです。

「おかえり、おんがく」特設サイトでは、多様なアーティストが「池の雨」という楽曲を自由にアレンジした動画を順次公開していきます。この楽曲はヤマハ音楽教室のCMで有名で、多くの人に親しまれてきました。特設サイトでは、アーティストたちによる演奏だけでなく一般の方々も自分の楽器での演奏動画を投稿できる参加型コンテンツとして展開されるため、誰でも気軽に音楽に触れるきっかけを持つことができます。

中川大志さんの挑戦

さらに、人々の注目を集めているのは俳優の中川大志さんがアルトサックスに初挑戦することです。彼は動画を通じてさまざまな楽器に触れ、アルトサックスの演奏レッスンに励む姿を公開します。中川さんはこうした活動を通じて、多くの人に音楽に触れる楽しさを伝えていきたいと考えています。

「音楽を楽しむ機会が失われた人々を元気にしたい」という中川さんのメッセージが多くの人に響くことでしょう。

オンライン体験の取り組み

実施期間中には、オンラインを活用した楽器体験や、リアルとオンラインを融合させた発表企画も行う予定です。「オンラインTOUCH & TRY」というプログラムでは、楽器を始めたい方や演奏を再開したい方に対して、講師が個別にレッスンを行います。これにより、音楽がもたらす喜びを多くの人々と共有できるでしょう。

音楽の再生

2020年は多くの楽しい音色が失われた年でしたが、「おかえり、おんがく」はその失われた音楽を取り戻し、希望と笑顔を取り戻すためのメッセージを発信していきます。「歌いたい」「演奏したい」という思いに寄り添い、発表の場を次々に創出していくことで、これからの音楽活動をより豊かにしていきたいと考えています。音楽の力を信じ、次の音を奏でるために、人々の応援歌となることを目指しています。

「おかえり、おんがく」の特設サイトでは、今後も多くの情報が発信されていく予定ですので、ぜひチェックしてみてください。