大分空港が宇宙港に
2021-12-13 17:53:12
大分空港がアジア初の水平型宇宙港に!新たなシティプロモーションに期待
大分県が設立した新シティプロモーション
大分県は、日本の温泉地として人気のある地域であり、これまで数多くのシティプロモーションを展開してきましたが、その中でも特に注目すべき取り組みが「宇宙ノオンセン県オオイタ」です。このプロモーションは、同県の国東市に位置する大分空港が、アジア初の水平型宇宙港に変貌するのに合わせて発表されました。
宇宙港の概要とその背景
宇宙港とは、宇宙船が離着陸を行うための施設の総称であり、2020年にアメリカのヴァージン・オービット社との提携により、大分空港はその役割を果たすことが決まりました。この新しい役割により、大分空港は2022年以降、人工衛星を打ち上げる拠点としても機能することになります。
大分県は、その成果をより多くの人々に知ってもらうため、12月13日に「宇宙ノオンセン県オオイタ」についての記者発表会を開催しました。このイベントには、宇宙飛行士の山崎直子さんも参加し、宇宙と大分の魅力について語っていただきました。メディアには大分の名産品や宇宙食を使用した特別なランチメニューが提供され、期待感が高まった一日となりました。
シティプロモーションの意義と期待される効果
「宇宙ノオンセン県オオイタ」は、大分県が従来の「おんせん県」のイメージから、宇宙をテーマにした新たな観光地としての魅力を発信するための取り組みです。温泉、グルメ、アクティビティのすべての面で、より多くの観光客を迎え入れるための準備を進めています。
大分空港の宇宙港化により、経済効果についても高い期待が寄せられています。大分県の試算によると、2022年以降の5年間で約102億円の経済波及効果が見込まれており、観光誘客や新ビジネスの創出、ロケットや人工衛星に関するサプライチェーン構築がその要因として挙げられます。
新キャンペーンの詳細
新しいキャンペーンは、2021年12月から2022年2月までの期間にわたり、PR動画の公開、公式HPの開設、SNSを通じた情報発信などを行います。特に、公式SNSアカウントでは、宇宙人Uが優れた観光スポットを紹介する内容が期待されています。
また、宿泊施設においては、来訪者が宇宙人であることを自己申告すると特別価格や特典が得られる「宇宙人割」の導入もあります。このユニークな試みで、観光客の興味を惹き、多大な集客効果が期待されています。
結論
大分空港がアジア初の水平型宇宙港としての役割を果たす機会を得たことで、同県は宇宙関連産業の拡大に努め、新しい形の観光地としての成長が期待されています。温泉の名産地としての魅力に宇宙の要素を加え、訪れるすべての人々に新たな体験を提供することがこのプロモーションの目的です。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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大分県
- 住所
- 大分県大分市大手町3丁目1番1号
- 電話番号
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