栄養食の提供
2025-06-25 11:02:29

フードバンクへの栄養食提供、約3万食を日本最適化栄養食協会が実施

日本最適化栄養食協会、フードバンクに栄養食提供


一般社団法人日本最適化栄養食協会(理事長:伊藤裕)は、2025年の4月から5月にかけて、全国53カ所のフードバンク団体に対し、認証された栄養食品を約3万食分提供しました。これは、整った栄養バランスを持つ食品を通じて、ひとりでも多くの人々の健康促進を目指す活動の一環です。

こどもの貧困問題と栄養の重要性


日本では、厚生労働省の調査によると、2021年の時点で17歳以下の子供の貧困率は11.5%に達し、約8.7人に1人の子供が貧困状態にあります。こうした状況では、特に成長期である子供たちにとって、十分な栄養を摂取することが難しくなるケースが多く見受けられます。

栄養バランスの取れた食事が確保できていない中では、昼食のみが栄養源であるなど深刻な問題も浮かび上がります。これを受けて、作られたのが「最適化栄養食」です。この食事は、個々の年齢、性別、生活習慣に基づいて、必要な栄養素がバランスよく計算されて作られています。

具体的な取り組み内容


今回の取り組みでは、フードバンク推進協議会を通じて、全国のフードバンクに向けて、認証製品8種類の提供が行われました。約3万食分は、すでに現地に配布されており、その効果を期待されています。

提供された栄養食は、食品ロスの削減、食品の寄附促進、アクセス確保など、多方にわたる目的に資するものです。協会は引き続き、行政や支援団体との連携を強化し、必要な人々に栄養バランスが整った選択肢を提供していく方針です。

食の環プロジェクトの重要性


この活動は、消費者庁が推進する「食の環プロジェクト」に賛同して実施されています。このプロジェクトは、食品ロス削減と栄養バランスの確保を同時に推進しており、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。詳細については、消費者庁の特設サイトで確認できます。

日本最適化栄養食協会について


一般社団法人日本最適化栄養食協会は、個々の状態に応じた食の提供を実現するため、様々な事業を展開しています。その目的は、ウェルビーイング(身体的、精神的、社会的な健康状態の良好さ)の促進に寄与することです。また、最適化栄養食の認証マークは、厳格な基準を満たした製品にのみ与えられています。これにより、利用者は安心して食品を選ぶことができます。

今後も、協会は栄養バランスの取れた食品の普及に尽力し、やがてはすべての人に安定した食へのアクセスを提供できることを目指しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本最適化栄養食協会
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-50-11
電話番号

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