新埜康平の新たな挑戦、個展「MATERIAL」に期待
東京を拠点に活躍する現代アート作家、新埜康平が、2024年8月9日から18日にかけて、代々木のアートギャラリー「アエル ベース」で個展「MATERIAL」を開催します。この個展では、地元の和菓子ブランドである追分だんご本舗と新杵KIKUJIROの協力により、日本の菓子文化とアートの融合をテーマにした新しい作品が展示されます。 具体的には、両店舗の商品を素材として、文化や背景を深く考慮した作品を通じて、日本画とストリートカルチャーの新たな相互作用を目指しています。
こだわりのアートと地域との共創
新埜康平は、アートを通じて地域の交流を促進したいと考えています。この個展は、追分だんご本舗と新杵KIKUJIROの協力を得て実現したもので、作品を通じてお互いの文化的背景を感じ取れるような展示を心がけています。特に注目すべきは、彼の作品が日本の伝統的な菓子文化に根ざしたものであるという点です。新埜氏は「絵を見て食べたくなる」「食べて絵を見たくなる」というコンセプトを掲げ、アートと食のコラボレーションを実現しています。
アートギャラリー「アエル ベース」
個展は、渋谷区千駄ヶ谷に位置する「アエル ベース」で行われます。このギャラリーは、代々木駅と新宿駅から徒歩5分圏内にあり、気軽に訪れることができます。入場は無料で、地域のアートシーンを身近に感じる絶好の機会です。
アエル ベースの基本情報
- - 所在地: 渋谷区千駄ヶ谷5丁目30-71F
- - 営業時間: 月〜金 12:00〜19:00、土日祝 11:00〜18:00
- - 公式サイト: アエル ベース
新埜康平について
新埜康平は、ストリートカルチャーと日本画技法を融合させた独自のスタイルで注目を浴びる若手アーティストです。東京で生まれ育った彼は、現在、様々な展示会やアートフェアに参加し活躍しています。彼の作品は、アートファンや若者層に特に人気で、瞬く間に評価を高めています。
最近の受賞歴には、Independent Tokyo 2023での小山登美夫賞受賞や第1回Idemitsu Art Award入選等があり、彼の才能が広く認知されるようになっています。
「素材」に込めた想い
今回の個展「MATERIAL」では、「平行した時間軸の中でアート作品を通じて別々の場所で同じ“素材”を感じている」というテーマが表現されています。具体的な作品の一つ「light waves」は、風に揺れる稲穂や、その後に生まれる職人の菓子たちを描いたもので、見る人それぞれが自身の記憶を重ねながら楽しめる作品となっています。
この展示において、新埜康平は油絵具や金泥を使い、リアルな描写にこだわりました。彼の手法は、全ての観客に新たな体験を提供することを目的としています。
まとめ
新埜康平と追分だんご本舗、新杵KIKUJIROとのコラボレーションによる個展は、ただのアート展示に留まらず、観客が地域の文化を感じ、共有する場として期待されています。 8月9日から始まるこの機会をぜひ見逃さないでください!