『KAZAPi』、2025年さっぽろ雪まつりでの利用開始
キャッシュレス決済の利便性が高まる中、マルチキャッシュレス決済サービスである『KAZAPi(かざっぴ)』が、2025年2月4日から2月11日まで札幌で開催される「2025さっぽろ雪まつり」に導入されることが発表されました。これは、株式会社エム・ピー・ソリューションが提供し、札幌市や観光協会が主催するイベントです。
過去の実績と成長を背景に
『KAZAPi』が初めて「さっぽろ雪まつり」に導入されたのは、2013年のことです。それ以降、札幌で開催される様々なイベントにおいても採用され、利便性が高く評価されています。2023年に開催された「さっぽろ雪まつり」では、238万9千人という膨大な来場者数を記録し、過去の規模と同等の賑わいを見せました。
4年ぶりの全面開催により、今年のイベントではさらに多くの来場者が期待されており、決済環境も厳しい情勢が予想されています。これらの状況を踏まえて、札幌観光協会では『KAZAPi』の特性と過去の成功を評価し、再び導入を決定しました。今年は58台の端末が用意され、スムーズな決済体験をサポートします。
『KAZAPi』の魅力
1. リッチクライアント方式
『KAZAPi』は、決済処理を端末側で行う「リッチクライアント方式」を採用しています。このため、通信の不安定さに左右されることなく、決済をスムーズに完了できます。特に屋外のイベントでは、通信回線が不安定になることが多く、リッチクライアント方式は非常に有効です。
2. バッテリー内蔵ハンディ端末
また、『KAZAPi』はバッテリーを内蔵したハンディ型端末が特徴です。これにより、不安定な屋外環境でも瞬間的な電源断に耐えることができ、安心して利用できます。これらの技術的背景が、今年度の雪まつりでの導入を容易にしたと言えます。
コード決済サービス『KAZAPi-QR』も導入
また、今回の「さっぽろ雪まつり」では新たに『KAZAPi-QR』も利用可能となります。このサービスは2024年8月から始まったMPM方式のコード決済です。店舗に掲示されるQRコードを読み取ることで、複数のブランドの決済が可能になります。これにより、『KAZAPi-QR』が新たに「AEON Pay」への対応を加え、より多くの選択肢を提供します。
2025 さっぽろ雪まつりの概要
「さっぽろ雪まつり」は、北海道札幌市で開催される雪と氷の祭典。多彩な雪像や氷像、地元の美味しい料理、さまざまなステージイベントなど、訪れる人々を魅了します。2025年は2月4日から11日の8日間にわたり開催されます。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:
2025さっぽろ雪まつり公式ページ
会社紹介
株式会社エム・ピー・ソリューションは、NECグループおよび各種電子マネー会社、クレジットカード会社と提携して、キャッシュレス決済インフラを確立する企業です。『KAZAPi』を核に、無人機向けの『JMMS』など、様々なソリューションを提供しています。今後も、キャッシュレス社会の実現に向けた取り組みを推進していく予定です。