保育園ファンド2号始動
2021-03-30 15:10:02

保育園みらいファンド2号が運用開始、待機児童問題を解決へ

社会における保育園の重要性が増している中、4社が手を組み、新たに「保育園みらいファンド2号」の運用を開始しました。このファンドは、共働き世帯の増加に伴い、保育施設の供給が急務であるとの認識から生まれました。

ファンドの概要


「保育園みらいファンド2号」は、2021年3月18日に設立された私募ファンドで、資産規模は100億円を超えます。東京都23区内に位置する15の保育園物件を保有し、合わせて定員1,011名を受け入れることが可能です。本ファンドは、既存の「保育園みらいファンド1号」の成功を踏まえ、より多くの子供たちに安全で質の高い保育を提供することを目指しています。

投資の背景と意義


日本国内では依然として待機児童問題が解消されておらず、特に都市部ではその解決が求められています。保育園は単なる施設であるだけでなく、家庭と社会を結びつける重要な役割を果たしています。対策として、本ファンドは長期的な安定収益を見据えており、3年以内に300億円以上を運用する計画です。また、社会的意義の高いESG投資にも力を入れ、持続可能な社会の実現に貢献しています。

資産管理の強み


当ファンドは、「株式会社さくらさくプラスグループ」「株式会社クロス」「株式会社プロフィッツ」「株式会社Keeyls」の4社によって構成されています。この構成により、保育園の事業運営と不動産投資の双方に精通しているため、収益性とサービスの両立が可能です。

具体的な取り組み


開園予定の保育園は、地域に密着した形で運営され、利用者のニーズに応じた柔軟な対応が期待されています。さらに、利用する親たちの意見を取り入れながら、保育の質を継続的に向上させることを重視しています。これにより、より多くの家庭に安定した保育サービスを提供することができるでしょう。

未来に向けた展望


「保育園みらいファンド2号」の設立は、今後の日本社会において重要な一歩です。保育園の供給は、経済的な観点だけでなく、社会的な課題解決にも寄与するものと期待されています。ファンド管理会社のあかるいみらいアセットは、今後も保育関連の事業を発展させ、ESG投資を通じて社会貢献を果たしていく方針です。

この運営開始により、より多くの家庭が安心して子どもを預けられる環境が整うことを願っています。

会社情報

会社名
株式会社あかるいみらいアセット
住所
東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル2階
電話番号
03-3591-5488

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