『Maruni Frozen』始動
2024-01-30 12:16:30

マルニ食品の新サービス『Maruni Frozen』が始動、地方の飲食課題に挑む

マルニ食品が新たに提案する『Maruni Frozen』とは



宮城県に本社を置くマルニ食品株式会社は、地域の食材を活用した新しい冷凍食品のサービス『Maruni Frozen』を始めました。このサービスは、液体窒素を用いた急速冷凍技術により、食材本来の風味や食感を最大限に引き出すことを目指しています。特に小売業務や飲食業向けに、地域の味を守りながら、美味しさを冷凍食品に落とし込む新たな試みです。

『Maruni Frozen』の特徴としては、まず、小ロットのテスト製造に対応しており、多様なニーズに応えることができる点が挙げられます。これにより、少量生産が求められる地元の産品でも、高品質な冷凍食品として市場に供給することが可能です。また、お客様の要望に応じた盛り付けや、多品種少量生産にも対応しているため、より顧客に寄り添ったサービス提供が実現します。

地方の飲食店課題に応える冷凍技術


近年、国内では少子高齢化の影響で飲食店の調理スタッフ不足が深刻化しています。これによって、地域での美味しい料理の提供機会が減少し、地方の食文化が危機に瀕しています。マルニ食品は、このような社会的課題に対して、フラッシュ冷凍技術に基づく『Maruni Frozen』を展開することで、地域の味を守る努力を続けています。

プレスデーは、2024年2月5日(月)に登米市の本社工場で開催予定で、報道機関を対象に『Maruni Frozen』の詳細なプレゼンテーションや工場内視察、試食が行われます。参加者は、実際の製造プロセスを見学し、冷凍技術の実力を体験する貴重な機会となります。

130年以上の歴史と伝統


マルニ食品は1885年に創業し、以来130年以上にわたり、麺を中心とした食品開発に取り組んできました。この長い歴史の中で培われた製造技術やノウハウを活かし、今後も地域の食材を元にした多彩な商品開発を続けていく所存です。

特に、液体窒素を活用した急速冷凍方式では、-195.8℃の環境で食品を急速に凍結し、氷結晶生成の影響を最小限に抑えることができます。これによって、冷凍食品の品質が画期的に向上し、食材の持つ旨味や質感が保存されます。

さらに、地元メニューの再現を目指し、小麦を使った郷土料理や業務用メーカー向けの商品開発にも力を入れています。特に人気の『希釈不要』な冷凍ラーメンなど、多様な商品がすでに市場で高く評価されています。

結び


マルニ食品の『Maruni Frozen』が適応する新たな冷凍技術は、地方の食文化を支える重要な価値を提供しています。今後も変わらず、地域の味を大切にしながら、消費者のニーズに応える商品開発を続けることで、より豊かで持続可能な食文化の構築に貢献していくことでしょう。興味を持った方は、ぜひプレスデーへ参加して新しい冷凍技術とその魅力を体験してください。

会社情報

会社名
マルニ食品株式会社
住所
登米市南方町鴻ノ木123-1
電話番号
0220-58-5502

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。