障がい者向けITエンジニア育成プログラム『SAKURA TechBloom』始動！

障がい者向けITエンジニア育成プログラム『SAKURA TechBloom』がSAKURAセンターでスタート

株式会社綜合キャリアトラスト（キャムコムグループ）は、障がい者就労移行支援事業所SAKURAセンターにおいて、IT/Webエンジニア育成プログラム『SAKURA TechBloom（サクラ・テックブルーム）』の提供を2024年11月1日より開始しました。

このプログラムは、未経験者から経験者まで、幅広いスキルレベルの障がい者の方を対象としています。オンライン教材「TechTrain」を活用し、現役エンジニアが監修した実践的なカリキュラムを提供。無料で学習できる点が大きな特徴です。

プログラムの特徴

実践的な学習環境

『SAKURA TechBloom』では、単なる知識習得にとどまらず、実践的なスキル習得を目指します。「TechTrain」は、Web・IT企業で活躍する現役エンジニアが開発した教材で、HTML、CSS、JavaScript、React、Javaなど、多様なプログラミング言語を学ぶことができます。学習進捗は5段階評価で管理され、学習者のモチベーション維持をサポートします。

一人ひとりに合わせたきめ細やかな支援

SAKURAセンターは、障がいを持つ方の特性や個々の状況を理解した上で、最適な支援計画を策定します。学習面だけでなく、就職活動に必要なビジネスマナー研修や面接練習なども行い、就職活動後も定着支援を継続的に提供することで、長期的なキャリア形成を支援します。

充実したサポート体制

学習中は、専任のメンターが技術的な質問への対応や学習計画の策定をサポートします。1on1の面談を通して、学習の進捗状況を確認し、課題解決に向けたアドバイスを提供します。また、就職活動においては、企業への情報提供や職場見学のサポートも行います。

学習内容

「TechTrain」は、入門編から基礎編まで、段階的に学習を進められるコースが用意されています。学習内容は、データサイエンスコースやフロントエンドコースなど、様々な分野を網羅。希望やスキルレベルに応じて、最適なコースを選択できます。SAKURAセンターでは、必要に応じてパソコンの基礎操作に関するカリキュラムも提供しています。

プログラム開始と今後の展開

まずは新宿、蒲田、長野の3センターでプログラムが開始され、順次、全国16か所のセンターへの展開を検討しています。SAKURAセンターは最大2年間の利用が可能で、受講期間は6か月間です。

綜合キャリアトラストについて

株式会社綜合キャリアトラストは、「働く」に関する社会課題の解決に取り組む企業です。キャムコムグループの特例子会社として、障がい者雇用支援コンサルティングやSAKURAセンターの運営など、多様な事業を展開しています。

まとめ

『SAKURA TechBloom』は、障がいのある方のITエンジニアへのキャリアパスを開拓する、画期的なプログラムです。実践的な学習、きめ細やかなサポート、そして就職後の定着支援という、三位一体の体制が大きな強みです。このプログラムを通して、多くの障がい者がIT業界で活躍できる未来が期待されます。