福岡・天神の新たなシンボル『SOLARIA DAIGAMEN』
福岡市の中心地、天神エリアに新しいランドマーク『SOLARIA DAIGAMEN』が誕生します。このビジョンは、西日本鉄道㈱がソラリアステージビル内に設置するもので、2025年2月10日からの運用開始を予定しています。
リニューアルの背景
昨年10月から進められていたリニューアル工事の結果、従来の「ソラリアステージ広場ビジョン」は、「SOLARIA DAIGAMEN」として新たに生まれ変わります。この名称は「ソラリア」の要素を引き継ぎ、市民に親しみやすい「大画面」を意味する名前を採用。天神の新たなランドマークとして、多くの人々に愛されたいという思いが込められています。
機能と視認性の向上
『SOLARIA DAIGAMEN』は、中央区天神二丁目のソラリアステージビルの1階に位置し、北口改札を出た瞬間に目に入るよう配慮されています。これにより、天神の中心部に位置する情報発信の拠点としての機能がさらに強化されることになるでしょう。ビジョンのサイズは九州最大規模を誇り、幅8m、高さ9mの72㎡のLEDディスプレイで放映される映像は、471万画素の高画質を実現しています。
特別映像と地域情報の発信
特筆すべきは、「マリンワールド海の中道」と提携し制作される特別な映像です。この映像では、可愛らしいケープペンギンが水槽から飛び出す様子を目の錯覚を利用して表現。ビジョンを見上げる人々は、まるでペンギンが実際に自分の目の前にいるかのような体験を楽しむことができます。待ち合わせの場所としても注目され、訪れる人たちに新しい楽しみを提供します。
地域活性化への寄与
西日本鉄道㈱は、このビジョンを通じて福岡・天神地域の情報を積極的に発信し、今春のONE FUKUOKA BLDG.の開業に向けてまちの魅力を引き立て、賑わいの創出に努める予定です。市政情報や災害情報、企業広告、エリア広告など、多彩な情報が放映されるため、地元の人々だけでなく、観光客にも耳寄りな情報源として活用されることでしょう。
新たな発信拠点『SOLARIA DAIGAMEN』は、福岡の街をさらに魅力的にする存在になると期待されています。2025年の開業を前に、福岡市天神エリアがどのように変わっていくのか、目が離せません。