包丁研ぎをもっと楽しく、身近に
岐阜県関市は、日本有数の刃物の街として知られています。その中で、150年以上の歴史を持つ老舗包丁メーカー、三星刃物株式会社がその技術を生かして展開しているのが自社ブランド「和NAGOMI」シリーズです。その理念は「本当に良いものを、ずっと付き合えるものを」であり、素材や製造方法、さらに使用後のメンテナンスに至るまで、長く愛用できる工夫が施されています。
そんな和NAGOMIシリーズから新しく発売された「研ぎ場セット」は、包丁を研ぐことの楽しさと重要性を多くの人に感じてもらうことを目的としています。
研ぎ場セットの魅力
包丁研ぎは、初心者にとってハードルが高いと感じられがちです。研ぎ方がわからない、何を揃えればいいのか、研ぐ場所の確保が難しいなど、様々な理由で手を出せない人も多いのではないでしょうか。そこで登場したのが「研ぎ場セット」です。
セット内容
このセットには、包丁研ぎに必要な道具がすべて揃っています。
※砥石は別売りです。
これだけあれば、包丁研ぎの環境が整います。そして、セット全体は鍋一つ分ほどのコンパクトなスペースで保管できるので、キッチンに場所を取らずに置いておけるのもポイントです。
道具を大切にする文化を育てる
「研ぎ場セット」の背後には、道具を使い続けながら手入れをすることの重要性が込められています。昔は当たり前とされていたこの文化、すなわち道具に愛着を持って長く使うことが今の時代においても大事であると、和NAGOMIは考えています。
自分の手で包丁を育てることで、道具への愛着が生まれ、それが日々の料理の楽しさや快適さにつながります。切れ味が持続する包丁を使うことで、食材本来の旨みを引き出すこともでき、まさに日常の「美味しい」へと近づけるのです。
研ぎ直しサービス
どんなに切れ味の良い包丁でも、使い続けているうちに刃が落ちるのは避けられません。和NAGOMIの包丁は、三星刃物で研ぎ直しサービスを提供していますが、もちろん、自分で研ぐことも重要です。これにより、包丁を常に最高の状態で使用することが可能になります。
砥石も選べる
「研ぎ場セット」と同時に、3種類の番手から選べる砥石も販売が開始されました。
- - 荒砥石(#300):刃欠けや刃こぼれの修正に対応。
- - 中砥石(#1000):家庭での日常的な使用には、この1つで十分。
- - 仕上砥石(#6000):より滑らかで切れ味が持続する刃を仕上げられます。
加えて、包丁を正しい角度で研げるようにガイド線が引かれた専用の台紙も含まれているので、研ぎ方を学ぶのにも最適です。
おわりに
包丁を研ぐことは単に道具のメンテナンスだけではなく、料理をより楽しむための手段としても意義があります。和NAGOMIの「研ぎ場セット」は、これからの料理ライフを豊かにする一助となることでしょう。