佐川急便、置き配サービスを拡大！スマートクラブ会員なら誰でも利用可能に

佐川急便は、9月2日から置き配サービスを拡大し、スマートクラブ会員なら誰でも利用可能になります。これまで一部のお荷物のみだった置き配が、飛脚宅配便、飛脚ラージサイズ宅配便、飛脚航空便など、幅広い荷物に対応予定です。

これまで、佐川急便の置き配サービスは、荷送人との個別契約が必須で、一部のお荷物のみ対象でした。しかし、今回のサービス拡大により、スマートクラブ会員であれば、誰でも簡単に置き配を選択できるようになります。

置き配の選択方法は、スマートクラブにログイン後、お荷物の受け取り方法で「置き配」を選択し、指定可能な受け取り場所から希望の場所を選ぶだけです。また、佐川急便のLINE公式アカウントからも、置き配を選択できます。

指定可能な受け取り場所は、宅配ボックス、玄関前、ガスメーターボックス、車庫、自転車のかご、物置など、様々な場所が選べます。

佐川急便は、今回のサービス拡大により、顧客の利便性向上を目指しています。置き配の利用拡大により、再配達削減によるトラック輸送時のCO₂排出量削減やドライバー業務の効率化も期待されています。

置き配サービス拡大の背景

近年、EC市場の拡大に伴い、宅配便の利用は増加傾向にあります。しかし、一方で、不在による再配達や、荷物の受け取りに関する顧客のニーズは多様化しており、従来の配達方法では対応しきれない状況となっています。

このような状況を受け、佐川急便は、顧客の利便性向上と物流の効率化を目的として、置き配サービスの拡大を決断しました。