2024年6月12日、ウェルビー株式会社は「リワークフォーラム2024」を開催しました。このフォーラムは、休職者に対する人事・総務担当者や関連する現場の方々を対象に、メンタルヘルス対策や復職支援についての知識を共有することを目的としています。
セミナーでは、複数の専門家が登壇し、それぞれの持ち場からの具体的なアドバイスや実践事例を紹介しました。例えば、株式会社ヒューマン・タッチの森川氏は、「再休職者を出さないために、企業や本人がどのように連携できるか」をテーマにお話しました。メディカルアシストの中條氏は、精神的な不調から再休職する方々のために必要な復職の「仕組み化」について解説し、特に制度面の重要性を強調しました。
HITOWAソーシャルワークスの中垣次長は、「企業で安心して働くために必要な支援」の視点からお話し、復職支援における伴走者の役割について言及しました。
さらに、ウェルビー福山センターの三尾所長は、具体的な復職支援のプログラムやその効果についてプレゼンテーションを行い、多くの参加者からの共感を呼びました。
パネルディスカッションには、森川氏と中條氏が登壇。参加者からの質問に答えながら、実際の事例を交えてメンタルヘルスの対策や支援の重要性について熱心に議論を交わしました。
当日は、広島県福山市をメイン会場として、全国から165社の企業が参加し、オンライン視聴も合わせて多くの関心を集めました。参加者からは、フォーラムを通じて得た知識が役立つという感想や、企業におけるメンタルヘルス支援の重要性について再認識したとの声が寄せられました。特に、休職から復職までの流れを理解すること、支援体制を強化することが大切だと感じられたようです。
参加者の中には、次回開催に期待する声も多く、一層の興味を持っている方も少なくありません。フォーラム終了後にはアンケートも行われ、多くの有意義なご意見をいただきました。様々な企業に対して、復職支援についての関心が高まっていることが伺えます。
また、今回のフォーラムはアーカイブ動画として、一部の関心が高い企業向けに期間限定で公開されることが決定しました。このサービスに申し込むことで、当日参加できなかった方もフォーラムの内容を観ることが可能になるため、利用者からの反響も期待されています。
ウェルビー株式会社は、復職支援の重要性を認識し、今後もフォーラムやさまざまな情報発信を通じて、メンタルヘルス分野における支援のパイオニアであり続けることを目指します。企業や団体と連携しながら、全ての人々が安心して働ける環境づくりに貢献していく所存です。これからもぜひご注目ください。