水道スマートメーター実験
2025-08-20 10:53:21

沖縄本部町における水道スマートメーター実証実験の開始

沖縄本部町における水道スマートメーター実証実験の開始



沖縄県本部町では、地域の水道検針員の安全と健康を守るために、新しい水道スマートメーターの実証実験を開始しました。このプロジェクトは、株式会社ウォーターリンクスと本部町役場上下水道課との共同取り組みとして進められています。特に、沖縄県北部に位置する本部町の自然環境や気候の特性に着目し、それに適した検針方法の導入を目指しています。

背景と課題


本部町は美しい自然に恵まれていますが、特に草地や山林の近くではハブが生息しており、水道検針作業時に検針員の安全の確保が重要な課題となっています。また、夏季には高温多湿環境が影響し、熱中症のリスクも高まります。このような環境において、検針作業は身体的負担が大きく、今後の業務への影響が懸念されています。

この安全性を高めるため、株式会社ウォーターリンクスと本部町は共に取り組みを行うことに決めました。水道スマートメーターの導入によって、業務の効率化と安全性を向上させる狙いです。

取り組みの概要


1. 連携体制の構築


本プロジェクトでは、本部町、株式会社ウォーターリンクス、そして製造元である株式会社ウォーターデバイスの三者で連携体制を形成しています。ウォーターリンクスは、スマートメーターの供給と、それを支えるクラウドシステムの構築を担当しています。

2. スマートメーターの導入


各家庭には無線通信機能を搭載した水道スマートメーターが設置され、これによりLPWA(Low Power Wide Area)技術を用いた遠隔検針が可能となります。これにより、検針員が現地に出向かずとも、正確なデータ収集を実現します。加えて、AMR(Automated Meter Reading)方式を活用し、よりスムーズで正確な一括無線検針が行えます。

期待される成果


この取り組みによって、現場に立ち入ることなく検針データを正確に取得できる環境が整い、従来の検針方法によって生じたハブや熱中症等のリスクを大幅に軽減することが期待されます。さらに、定期的に取得される使用量データにより、異常使用や漏水の早期発見が可能となり、迅速な対応が実現します。

これにより、住民からの信頼向上や、損害の抑制の両面で成果を上げることが目指されています。

実施対象・期間


この実証実験は、34戸を対象に2025年6月1日から2026年5月31日までの期間で行われる予定です。

会社情報


  • - 販売元:株式会社ウォーターリンクス
代表者:代表取締役社長 原 裕二
所在地:兵庫県姫路市阿保甲878番地
URL:Water Links

  • - 製造元:株式会社ウォーターデバイス
代表者:代表取締役社長 岩本晃幸
所在地:兵庫県豊岡市昭和町4番24号
URL:Water Devices

このプロジェクトは地域住民の生活の質を向上させる一助となることを期待しており、今後の進展に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社インフラプラス
住所
兵庫県姫路市阿保甲878
電話番号
079-281-7073

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