ダイキンが「プラチナくるみん」を受賞
2025-03-24 18:14:54
ダイキン工業が育児支援で「プラチナくるみん」特例認定を獲得
ダイキン工業が育児支援での高評価を受けて
ダイキン工業株式会社はこのたび、厚生労働省から「プラチナくるみん」の特例認定を受けたことを発表しました。この認定は、次世代育成支援対策推進法に基づくもので、従業員の育児支援において優れた取り組みを展開している企業に対して授与されます。
ダイキンは、過去に4度「くるみん」認定を取得しており、この実績が評価され、さらに高い水準で仕事と子育ての両立を支援する制度を整えている点が特に注目されました。ダイキンでは、男女を問わず育児と仕事を両立できるよう、さまざまな施策を展開しています。
取り組みの内容
ダイキンの育児支援に関する取り組みには、以下のような施策が含まれています。
1. 仕事と育児両立セミナー
2012年から毎年実施されている「仕事と育児両立セミナー」は、育児休暇から復帰された社員やそのパートナー、さらに上司を対象にしたプログラムです。このセミナーでは、育児と仕事をどのように両立するかについてのヒントや事例が共有されており、長期的なキャリアを考えるきっかけとなる場が提供されています。性別に捉われず、多様な人材が活躍できる環境づくりにも寄与しています。
2. 男性の育児休暇取得推進
ダイキンでは、男性社員の育児休暇の取得を促進するために、子どもが生まれた際の個別アプローチや、取得事例の共有を通じて意識改革を行っています。具体的な目標としては「男女ともに育児休暇取得率90%以上」と「男性社員の育児休暇平均取得日数30日以上」に設定しており、これらを2028年度末までに達成することを目指しています。
3. 若手女性キャリアデザイン研修
入社から3~5年目の若手女性社員を対象としたこの研修は、結婚や出産などのライフイベントを迎える前に、キャリアや仕事の視点を見直す機会を提供します。参加者は、中長期的なキャリア形成を考えることで、より明確な目標設定を行うことができます。
今後の展望
ダイキンは今後も、仕事と育児の両立を支援し、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮できる環境を整備していく方針です。育児休暇の取得率向上や、性別によらないキャリアの形成支援を通じて、企業の成長とともに社員の挑戦と成長を後押しする体制を整えることに全力を注いでいます。
このようなダイキンの取り組みが、今後の企業における育児支援のモデルケースとして広がりを見せることに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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ダイキン工業株式会社
- 住所
- 電話番号
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