レディースシューズブランド「ダイアナ」が贈る新たなコレクション創造の裏側

レディースシューズブランド「ダイアナ」の新コレクションの魅力

株式会社リチカが98年の歴史を持つレディースシューズブランド「ダイアナ」とタッグを組み、2025年春夏コレクションのクリエイティブ制作を手がけました。今回は新しいスニーカーライン「+diana」に焦点を当て、その制作過程やコンセプトを紹介します。

コンセプト「Her Closet」から広がる表現

今回のコレクションは「Her Closet」を起点に、新しい表現が展開されます。スニーカーやサンダルを履くワクワク感から始まり、視点は「Her Room」、そして最終的には「Her Vacation」へと進化しています。このように、日常の延長線にある特別な時間を切り取ることを目指しました。

LOOKでは、このムードを多面的に表現しています。また、PRODUCT写真は旅先の思い出を感じさせるポストカード風に仕上げられ、見る人に自由な想像を促しています。これにより、「+diana」のスニーカーやサンダルが創出する「その先のシーン」が際立っています。

高品質を実感する瞬間

本撮影に先立って行われたキャスティングでは、約100名のモデルに+dianaのスニーカーとサンダルを履いてもらいました。そこで、多くのモデルが口を揃えて感じたのは、商品の圧倒的なクオリティ。足の形や長さが異なるモデルたちが履いた瞬間、美しいシルエットが生まれ、計算されたデザインによってフィット感がアップしました。モデルたちの姿勢や印象が見違えるほどに変化した姿は、視覚的な驚きを伴って、多くの人々に感動を与えました。

チームワークの力

今回のプロジェクトでは、3つの撮影が同時進行で行われ、天候の影響によるスケジュール変更もありました。それにも関わらず、短縮された時間の中で膨大なカットを撮影することができました。この挑戦を支えたのは、ダイアナチーム、制作チーム、さらに関係者全員の協力でした。彼らの一体感と支え合う姿勢が、最高のクリエイティブを生み出したのです。

このような成功の背後には、互いにリスペクトし合い、同じ目標に向かって協力し合う姿がありました。ダイアナのチームメンバーに合わせて柔軟に対応できたことも、大きな幸運でした。このようにして生まれたコレクションは、既に多くの方々に愛されており、これからもさらなる展開が期待されます。

ダイアナの未来に向けて

撮影を通じて、多くの協力者に支えられながら、2025SSコレクションLOOKのクリエイティブが完成しました。「+diana」は常に新しい魅力を提供しており、皆様にお手に取っていただけることを心より願っています。今後もダイアナのクリエイティブパートナーとして、さらなる発展を遂げるために努力し続けます。

ダイアナのコメント

今回のコレクションを発表したダイアナ株式会社の執行役員、竹田憲章氏は、制作の過程で感じた心配や期待を語ります。「Her Closet」という発想をもとに、フェミニンさを引き出すビジュアルが完成したことに感謝しています。今後もストーリー性を重視したクリエイティブに取り組む意向を示しました。

また、小茂田啓介氏は、リチカの提案による新たなビジュアルの展開やディレクションテーマの一貫性について高く評価しています。彼は、プロダクト撮影におけるリチカのセンスに脱帽し、今後も共に取り組むことを楽しみにしています。