ロボットで修繕効率化
2024-12-04 10:09:45

壁面漏水調査ロボットでマンションの修繕作業が効率化される

マンション修繕の新時代:壁面漏水調査ロボットの登場



株式会社セラフ榎本(埼玉県川口市)は、マンションの大規模修繕工事に不可欠な新しいテクノロジーを導入しました。それが「壁面漏水調査ロボット」です。このロボットは、壁面を走行し、高圧水を噴射することで漏水調査を行います。従来の方法では、足場を設置してから調査を行い、撤去するまでに数週間かかりましたが、このロボットを使うことで、そのプロセスが大幅に短縮されます。

壁面漏水調査ロボットの仕様


この新しいロボットは、壁面を自由に走行できるため、足場を必要とせず、手軽に調査を実施できます。具体的な機能としては:
  • - 屋上から吊り下げる設置により、落下の危険がない。
  • - 搭載カメラで調査対象の位置をリアルタイムで確認できる。
  • - 高圧水噴出孔から対象に水を噴射し、漏水を検知する。
  • - 可動式の水噴出孔が、上下左右に動き、さまざまな角度からの調査が可能。
  • - プロペラ式で姿勢制御を行い、様々な壁面に対応。
  • - 足の伸縮機能により、障害物を避けながら調査できる。
  • - 有線給電により長時間の連続調査が実現。

これらの機能によって、従来の調査方法に比べて効率的に作業を進めることができます。

実施するメリット


壁面漏水調査ロボットの導入には多くのメリットがあります:
  • - 短期間での広範囲調査が可能で、管理会社の業務量を削減。
  • - 調査には足場の設置が不要なため、コスト削減が実現。
  • - 調査における居住者への負担が軽減される。
  • - 高所での作業が不要なため、安全性が高まる。

これにより、マンションの修繕工事はよりスムーズに、かつ安全に行われるようになります。

今後の展望


セラフ榎本は、この壁面漏水調査ロボットの段階的な導入を進めていくとともに、さらなる改良にも取り組むとのことです。また、2024年12月には、「JAPAN BUILD TOKYO -建築の先端技術展- 建物リニューアルEXPO」にも出展し、ロボットの実演や説明を行う予定です。

会社概要


創業60周年を迎えた株式会社セラフ榎本は、マンションの大規模修繕工事を主軸とし、さらにドローン事業やペットリフォームにも力を入れています。社会貢献活動にも積極的で、SDGsの実現への取り組みや盲導犬の支援など、多岐にわたるプロジェクトに関わっています。

  • - 本社所在地: 埼玉県川口市芝中田2-34-16
  • - 電話番号: 048-265-1883
  • - 社員数: 96名
  • - 公式ウェブサイト: セラフ榎本

この新たな技術が、マンションの修繕工事にどのような変革をもたらすのか、今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社セラフ榎本
住所
電話番号

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