尺八の調べが織りなす新しい演劇体験「WabiSabiフェス2022」

WabiSabiフェス2022 in 大宮八幡宮

2022年12月に開催される「WabiSabiフェス2022」は、伝統的な尺八の調べと朗読、舞が織りなす新しい形の演劇フェスティバルです。このイベントは、12月2日から3日までの二日間にわたり、大宮八幡宮で行われます。神聖な神社の雰囲気の中で、心温まる音楽と共に、独自の物語が展開される姿は一見の価値があります。

宵宮MUSICフェス

初日の12月2日には、「宵宮MUSICフェス」が開催されます。17時のオープンに続き、18時からは様々なアーティストによる生演奏が始まります。この日の出演者には、みらいみんようの安藤龍正氏や佐藤公基氏に特別ゲストとして佐藤美恵子氏、二代目辻秀菁氏も名を連ねています。コダマトチヨin da NHOJAVLECABやRABI RABIといった他のアーティストも参加し、イベントは22時まで続きます。入場チケットは、前売りが1万700円、当日券は1万200円で、PassMarketにて購入可能です。

神仏の記憶～尺八の物語

続いて、12月3日の「神仏の記憶～尺八の物語」では、尺八演奏家のき乃はちによる音楽が魅力を放ちます。新作歌舞伎の音楽監督としても知られる彼は、劇団新派の劇作家・齋藤雅文氏が書き下ろした物語を音楽で表現します。豪華なミュージシャン陣が生演奏を行い、劇団の俳優である喜多村緑郎氏による朗読と舞が新しい演劇の境地を拓いていきます。この日は17時から本殿での参拝が行われ、17時30分からは虚無僧尺八のオープニングアクトも予定されています。

配信チケット情報

ローカルに参加することが難しい方のために、両日のイベントはオンラインでも楽しむことが可能です。宵宮MUSICフェスのライブ配信と、尺八の物語のアーカイブ配信をセットにした配信チケットも販売しています。通常4,400円のところ、早割では3,300円で入手可能となっています。

この「WabiSabiフェス2022」は、ただの演奏会や朗読劇ではなく、尺八の音色が響き渡る神社という特別な空間で、新しい芸術体験を提供します。文化庁の支援も受けており、アートとの関わりの深さを実感できるイベントでもあります。

参加を希望する場合は、早めのチケット購入をお勧めします。魅力的な出演者と共に、心に響くひとときをお楽しみください。