新たなマンガ創作の未来を切り拓く「マンガ座」プロジェクト始動
マンガの世界に新しい可能性をもたらす「マンガ座」プロジェクトが、サポーターを募るためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、マンガ家としての道を志す人々のために、様々な役割を持つクリエイターたちが集まり、一緒に作品を生み出すためのプラットフォームを提供することを目的としています。
「マンガ座」プロジェクトの概要
プロジェクトタイトルは「マンガ家の未来を豊かに!世界中の才能が出会うマンガプラットフォーム」。プロジェクトは株式会社IRODORIによって実行されており、目標金額は120万円です。このクラウドファンディングはAll or Nothing形式で、設定された金額が達成されれば、資金を受け取ることができます。
公開期間は2023年11月15日(水)から12月31日(日)まで。資金は「マンガ座」プラットフォームの制作費に充てられます。ここでは、原作や作画以外にも、グラフィックデザインや衣装デザイン、背景描写、構成作成などのスキルを持つクリエイターたちが協力し、最高のマンガ制作チームを作り上げることを目指しています。
「マンガ座」が目指す未来
「マンガ座」は、マンガ家になるためのハードルを下げることを目指しています。多様な才能が出会い、補完し合うことで、新しいタッグやチームが生まれることが期待されます。その結果、新しいマンガ作品が次々と誕生し、次世代のマンガ家を育てる支援が行われます。特に、学生や留学生など、次世代のクリエイターにとっても、クリエイティブな表現の場となるでしょう。
サービスの仕組み
「マンガ座」プラットフォームでは、クリエイターと読者の二つのユーザー層が存在します。クリエイターは無料で登録でき、マンガ作品を制作し公開することができます。また、有料会員になることで、他のクリエイターとコラボレーションする機会が広がります。月額料金は学生が550円、一般が1,100円(税込)で、クリエイター同士が連携して作品を広めることで得られるポイント還元制度も導入される予定です。
支援の魅力
支援者には様々なコースが用意されています。クリエイター向けにはマンガ座の利用権を提供し、一般向けには氏名をウェブサイトに記載したり、アクリルスタンドやTシャツなどの特典が用意されています。また、有名な漫画家によるSNSアイコンの作成も提供されており、支援者同士がコミュニケーションをとるための場ともなります。これにより、支援者はプロジェクトに参加し、感謝の気持ちを直接感じることができます。
プレ・プロジェクトの成果
「新時代のマンガをつくる!マンガ原作コンテスト」を経て、5作品が完成しました。これらは、異なる原作と作画のコンビによる共同制作の結果です。この取り組みを通じて、クリエイター同士の交流が生まれ、新たな化学反応が起こります。
各作品は以下のURLで公開されており、ぜひ皆さんの目でその成果を確かめてください。
このプロジェクトは、マンガクリエイターの誕生を促進し、より多くの人たちがマンガの世界に参加できる道を切り拓くことを目指しています。クリエイターにとっては新しい仲間と出会う場、読者にとっては次世代の才能を発見する場となることでしょう。