世界初の試み！空気から作る日本酒「江戸開城空気水仕込」誕生

世界初の日本酒「江戸開城空気水仕込」の誕生

東京都渋谷区に本社を置く株式会社アクアムは、革新的な技術を駆使して、空気から水を生成する新たな試みに挑む中、世界で初めてとなる“空気水仕込”の日本酒を開発しました。その名も「江戸開城空気水仕込」。

「空気からの水」で作る酒

この日本酒は、独自の空気製水機「Air Drip Water AQ-20XR」を用いて生成された水を使用しており、必要な水源を持たない環境でも安心して製造が可能です。今までの製造過程で避けられない環境負荷を軽減しながら持続可能な酒造りを実現します。これにより、絶えず変わる環境に柔軟に対応し、長期的な視点からも支持を受ける酒の誕生を目指しました。

伝統と革新の融合

東京港醸造の杜氏である寺澤善実氏との共同開発によって、伝統的な酒造りの手法と現代的な技術が組み合わさりました。東京港醸造は、都内で唯一の酒蔵として、少量生産ながらも高品質な日本酒を提供しています。寺澤氏は世界的にも珍しいマイクロブリュワリーの運営に情熱を注ぎ、厳密な温度管理の下で日本酒を醸造しています。

今回の日本酒製造には、兵庫県産の山田錦を使用し、精米歩合60％、酵母901号を採用。寺澤氏の手によるこの酒は、素材の特性を引き出した繊細でクリアな味わいです。アクアムの技術が加わることで、従来の水とは異なる味覚体験が提供されます。