学生たちが描く未来の可能性 "私立 あべこべ学園" の挑戦
2025年11月9日、大阪市にあるDX教育施設「Hero Egg」にて学生主体のイベント「私立 あべこべ学園」が開催されました。このイベントは、株式会社Meta Heroesと株式会社類設計室の教育事業部である「類学舎」が展開するインターンシッププログラムの一環として行われました。企業インターン生たちが企画から運営まで全てを手掛け、社会課題に取り組むという内容でした。
イベントの目的と内容
「私立 あべこべ学園」は、学生たちが自らの手で社会課題に挑むことを目的としたイベントです。しかし、このイベントの最大の特徴は、ただの体験学習ではなく、実際に社会実装を目指す点にあります。参加した学生たちは、イベントの企画や運営を責任を持って行い、自分事として捉え、積極的に活動しました。
当日は、小学生から高校生までの幅広い年齢層の学生が集まり、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、各々の視点から社会課題に対する解決策を発表しました。そこで見られたのは、年齢や学校を超えた交流が生まれ、次世代の「HERO」たちが自らの力で問題解決の糸口を探ろうとする真剣な様子です。
学生の声
参加者からは、「普段の学校生活ではなかなか経験できない機会で、学びが多かった」「次回は違うテーマで挑戦したい」といった声が寄せられました。このように、学生たちにとっても非常に充実した時間だったようです。実際、彼らが自らのアイデアを発表する姿は、未来への希望を感じさせるものでした。
Hero Egg: 教育の新たな拠点
このイベントが行われた「Hero Egg」は、2024年にオープンしたオンラインやデジタル技術を学べるDX教育施設です。難波パークスの1階に位置し、子どもと大人が共に楽しみながら学ぶことができる場として設計されています。プログラムはゲームやAI技術の体験型セミナーやワークショップが豊富に用意されており、無償で教育の機会を提供しています。
「Hero Egg」は、次世代のパイオニアたちに最先端技術に触れる機会を提供し、学びながら創造する力を育む場所を目指しています。
株式会社類設計室の教育事業
類設計室は1975年に設立された企業であり、教育分野においても力を入れています。「生き抜く力」を育成する教育理念の下、課題解決力や創造力を大切にしており、2025年には設立50周年の節目を迎えます。教育事業部「類学舎」では、「学ぶ・働く・生きる」ことを実感できる環境を用意しており、建築設計の知識を活かした効果的な学びの空間を提供しています。
結論
「私立 あべこべ学園」は、学生たちが自身の手で未来を切り開く希少な経験となったことでしょう。このようなイベントがさらに広がっていくことで、より多くの学生たちに社会課題について考えるきっかけとなることを期待しています。特に、彼らが直面する問題を解決に向けて動き出す姿は、時代を担う「HERO」としての成長を感じさせてくれます。