ロンドンに新たにオープンしたポレーヌの店舗が魅せるアップサイクルの魅力

ポレーヌ・ロンドン店オープン

フランスの高級レザーグッズブランド「ポレーヌ」が、ロンドンでの新たな店舗を2024年12月9日にオープンしました。これにより、ポレーヌはパリ、ニューヨーク、東京、ソウルに続いて、世界の主要都市におけるプレゼンスをさらに強化していきます。

新店舗の場所とデザイン

新店舗は、ロンドン有数のショッピングスポットであるリージェント・ストリートの74-76番地に位置しています。この店舗は2階建てで、広さは415平方メートル。ポレーヌが誇るレザーグッズコレクションやジュエリーラインが揃っており、訪れる人々を楽しませます。

店舗の設計は、韓国・ソウルの店舗も手掛けたデザインスタジオWGNBが担当しました。「ソフト・ブルータリズム」をテーマに掲げ、ポレーヌのエレガントなミニマリズムとブルータリズム建築が見事に融合した独特な空間が展開されています。コルテン鋼とコンクリート風の仕上げは、ポレーヌの rounded デザインのバッグやジュエリーと対照的な美しさを強調しています。

アップサイクルの実践

1階に入ると、目を引くのが圧縮したレザーの端切れで形成されたレンガの壁です。これらのレンガや、2階の大きなテーブルは、ポレーヌのバッグを製作するアトリエによって丁寧に作られ、930キロにも及ぶレザーの端切れがアップサイクルされています。この取り組みは、ポレーヌのサステナビリティへの強いコミットメントを物語っています。

さらに、階段の手すりには32本の細いレザーが使用されており、これもまたイギリスのアルマ・スタジオによって約5週間かけて制作されました。その緻密な編み込みは、店舗内のアクセントとなり、訪れる人々の目を引くポイントになっています。

サステナブルなショッピング体験

ロンドン店では、パリのボン・マルシェ店と同様に、ポレーヌのサステナブルコンセプト「Plèi」を体験できます。バッグを購入时には、小物トレイがプレゼントされ、これは熱成形機とレザーの端切れを使用して制作されます。また、購入製品にはイニシャル刻印サービスも提供され、より特別なアイテムとして仕上げることができます。