ショートアニメの新地平
2024-11-02 13:03:43

地方創生に寄与するショートアニメ「鏡裏のローズシティ」の多彩な魅力

地方創生とショートアニメの邂逅



広島県福山市のアニメーションプロジェクト「鏡裏のローズシティ」が、YouTubeにて第一話を公開しました。この作品は、地元の魅力を伝えることを目的にしたショートアニメで、福山市山手町を舞台にしています。原作は人気ライトノベル作家の景華(かげはな)さん、企画・制作は漫画編集者の星路樹(せいろいつき)さんが手がけています。

作品の概要



「鏡裏のローズシティ」は、東京で大学生活を送りながらラノベ作家として活動する佐々木匠が、広島県福山市の実家に帰るところから始まります。彼が広報誌会社に就職し、平穏な日々を送る中、ある日の取材で山手八幡神社の無形文化財【はね踊り】に参加することになり、鳥居をくぐって不思議な少女と出会います。そこで彼は、バラと吸血鬼が満ちる「ローズシティ」という裏の世界へと迷い込むのです。

このアニメは、福山市の特産品である【クワイ】や地域の文化を取り入れ、町おこしに真剣に挑む吸血鬼たちの姿を描いています。匠は彼らとの交流を通じて、地元への意識を変えていく様子が丁寧に描かれています。

福山市の魅力



福山市は、広島県で二番目に人口が多く、観光スポットには福山城や鞆の浦が有名です。この街は、バラが市花であり、2025年には世界バラ会議が開催されることも話題になっています。特に福山城は、新幹線のホームからもよく見える全国的に珍しいお城で、1622年からの長い歴史を持ち、現在は国重要文化財に認定されています。

また、鞆の浦はアニメ「崖の上のポニョ」の舞台にもなっており、美しい景観と伝統的な文化が交わる場所でもあります。このように、福山市には観光名所がたくさんあり、その魅力を「鏡裏のローズシティ」を通じて再発見できます。

地域への思い



このプロジェクトに携わるメンバーは、地域に対する強い愛着を持っています。星路樹さんは地元福山市にルーツを持ち、景華さんも自身の育った場所に焦点を当てています。彼らは、作品を通じて福山市の文化や行事、特性を広く知ってもらうことを目指しています。

星路さんは「地元の魅力を伝えられる作品を作りたい」と語り、景華さんも「福山の町や文化を吸血鬼たちと一緒に楽しんでほしい」と期待を寄せています。アニメは、地元の出来事や特産品をリアルに描き出すことで、観光促進や地域振興へ貢献する可能性を秘めています。

これからの展開



「鏡裏のローズシティプロジェクト」では、今後アニメのさらなる展開やコミカライズ、ノベライズの計画が進んでいます。報道関係者や企業に対するサポートの呼びかけも行われており、多様なメディアでの情報発信が期待されています。

この作品を観ることで、福山市の新たな一面や、地元の人たちの思いに触れることができるでしょう。興味がある方は、ぜひYouTubeで「鏡裏のローズシティ」をチェックして、福山の魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。


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会社情報

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鏡裏のローズシティプロジェクト
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