銀座に誕生した「BARNEYS NEW YORK × MAGO GALLERY」
東京・銀座に位置するバーニーズニューヨーク銀座本店の3階に、注目のアートスペース「BARNEYS NEW YORK × MAGO GALLERY」がオープンしました。この新たなギャラリーでは、美術家の長坂真護氏による独創的なアート作品を展示・販売しています。
アートと社会問題の接点
長坂真護氏の作品は、主に先進国から廃棄された電子機器の残骸を使って制作されています。彼が制作した数々のアート作品は、この問題を視覚的に訴えるだけでなく、観覧者に深く考えさせる力があります。代表作には“ガーナ”シリーズや“月”シリーズがあり、どれもが社会問題に警鐘を鳴らす独特な作品です。
特別な展示内容
アートスペースでは、以下のような作品が展示されています。すべての作品は、廃棄物を用いた美術表現として新しい価値を生み出しています。
- 素材: アクリル、E-waste
- サイズ: 高さ76cm 幅76cm
- 価格: 2,750,000円(税込)
- 左側:
- 素材: アクリル、E-waste
- サイズ: 高さ86cm 幅74cm 奥行き45cm
- 価格: 9,900,000円(税込)
- 右側:
- 同上
- 素材: アクリル、E-waste
- サイズ: 高さ20cm 幅20cm
- 価格: 327,800円(税込)
- 素材: アクリル、金銀泥
- サイズ: 高さ20cm 幅20cm
- 価格: 327,800円(税込)
入場は無料で、ラグジュアリーな空間の中で作品をじっくりと楽しむことが可能です。公式サイトにアクセスすれば、作品の詳細や展示の最新情報も確認できます。
アーティスト長坂真護氏について
長坂氏は1984年に福井県で生まれました。2017年、アフリカ・ガーナのスラム街を訪れ、電子機器の廃棄物を燃やすことで生計を立てている人々と出会ったことが彼のアート活動の出発点となります。以降、長坂氏は廃棄物を用いたアートの制作を始め、その売上からリサイクル工場の建設や環境を考慮した事業を展開しています。彼が提唱する「サステナブル・キャピタリズム」は、経済と文化、環境が良循環を促進する仕組みとして注目されています。
さらに、彼はガーナに「MAGO MOTORS LTD」を設立し、地域の雇用創出にも貢献しています。2022年には東京・上野の森美術館で初の個展を開催し、同年に第51回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞するなど、活動の幅を広げています。
スペースの詳細
- - 場所: バーニーズニューヨーク銀座本店3F(東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル)
- - 営業時間: 11:00 – 20:00
営業時間が変更される場合があるので、事前に確認をオススメします。
公式サイトやインスタグラムで最新情報をチェックし、長坂真護氏のアート作品が描くメッセージを体感してみてください。