「CQ test」で認知機能を測る
2026-03-11 11:03:09

慶應義塾大学病院との共同研究で認知機能測定の未来を切り開く「CQ test」

慶應義塾大学病院との共同研究で認知機能測定の未来を切り開く「CQ test」



株式会社Splinkが開発したセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」が、慶應義塾大学病院メモリークリニックとの共同研究をスタートしました。この研究は、「CQ test」の有効性を既存の認知機能検査と比較することを目的としており、新しい認知機能評価方法の確立を目指しています。

共同研究の背景と目的



本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」の一環です。2023年9月から始まったこの共同研究では、指導教員にあたる慶應義塾大学医学部の専門家とともに、認知機能評価ツール「CQ test」を活用します。この取り組みは、個々の認知状態に基づいて専門的な介入を行う新たなアプローチを模索しています。

近年の高齢化に伴い、認知症や軽度認知障害(MCI)の患者数は増加しています。定期的なチェックが望まれる中、従来の検査法は時間を要し、専門家の介入が必須であるため、社会に広まる鍵となっていません。このような背景から、「CQ test」が日常的に使用できる有効なツールとして期待されています。

早期発見の重要性と新薬の登場



新しい治療薬、例としてレカネマブやドナネマブが登場したことで、認知症は「治らない病」から「早期に発見することで進行を遅らせられる病」へと変わりつつあります。これにより、発症する前から早期に症状の進行を把握し、適切な治療を施すことが重要です。

「CQ test」は、セルフチェックとして簡便な方法で、わずか10分で結果を得られるため、個人の状況に合わせた分析が可能です。これにより、脳の健康状態を気軽に把握できるようになります。

認知症医療の新たな革新



慶應義塾大学の伊東大介特任教授は、「現在の認知症医療は新たな転換期を迎えている」とコメントしています。従来の対面式検査は医療従事者にも受診者にも負担が大きく、日常的に利用されづらい状況でした。デジタル技術を利用した「CQ test」が有効であれば、医療アクセスの前段階でのスクリーニングに役立つ可能性があります。

また、「CQ test」は認知機能を単に評価するだけでなく、受診者が自らの脳の状態を把握し、安心感を持ちながら介入できる環境づくりに貢献しています。これからの医療において重要な役割を果たすことが期待されます。

Splinkのブレインヘルスケアのビジョン



株式会社Splinkは、「すべての人につながりを、その日まで」というビジョンのもと、認知機能の測定から診断支援に至るまで、認知症を含むブレインヘルスケア領域で一貫したソリューションを提供しています。「CQ test」に加え、AIを使った脳MRI解析や脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging」なども展開しており、認知機能に関連する情報を視覚化することが可能です。

本研究の成果は、認知症共生社会の実現に向けた第一歩となることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社Splink
住所
東京都港区赤坂1-14-14WAW赤坂第35興和ビル4階
電話番号

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