老舗扇子屋「伏見上野旭昇堂」が令和版扇子開発！5名のインフルエンサーと座談会を実施

老舗扇子屋が令和の時代に挑む！新たな扇子開発への挑戦

京都に100年以上続く老舗扇子屋、株式会社伏見上野旭昇堂。同社は、伝統的な技法を守りながら、現代のライフスタイルに合った扇子作りを目指し、新たな扇子開発プロジェクトをスタートさせました。

このプロジェクトの一環として、ファッション感度の高い5名のインフルエンサーを招き、座談会を実施。既存商品の「花ことば扇子」と「星ことば扇子」に対する意見や、理想の扇子像について語り合いました。

インフルエンサー座談会：伝統と革新の融合

2023年9月27日に行われた座談会では、参加者から様々な意見が飛び交いました。既存商品への評価としては、花柄のデザインや上品な仕立て、そして付属のポストカードなどが好評でした。一方で、和洋折衷のデザインバランスや、香りの好み、日常使いにおける利便性など、改善すべき点も指摘されました。

特に、より幅広い年齢層や好みに対応できるよう、ポップなデザインや、子供向けの扇子、カスタマイズ可能な香りなど、具体的な提案が多数挙がりました。

未来の扇子像：多様なニーズに応える

座談会で得られた意見を元に、伏見上野旭昇堂は今後の開発の方向性を明確にしています。具体的には、以下の様な新しい扇子が構想されています。

ファッション性の高い扇子: 服装に合わせやすいシンプルなデザイン、単色グラデーションなど、現代的な感性を反映したデザイン。
子供向け扇子: 子供たちが楽しめるような、可愛らしいデザインや、チャーム付きの扇子、組み立てキットなど、遊び心あふれる商品。
香りカスタマイズ扇子: ユーザー自身で香りを自由に選択・変更できる、パーソナライズされた扇子。

これらのアイデアは、単なる商品開発にとどまらず、扇子の持つ可能性をさらに広げる試みと言えるでしょう。

参加インフルエンサー

今回の座談会には、以下の5名のインフルエンサーが参加しました。各々の個性を活かした視点から、貴重な意見を提供してくれました。

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saito.yukari
maiko.kanai.gunma

（各インフルエンサーのInstagramアカウントは本文に記載）

伏見上野旭昇堂：100年以上の歴史と革新

伏見上野旭昇堂は、京都市伏見区に拠点を置く、100年以上の歴史を持つ老舗扇子メーカーです。伝統的な扇子づくりを続ける一方、キャラクターうちわ扇子など、時代の変化に対応した商品開発にも積極的に取り組んでいます。今回のプロジェクトも、その伝統と革新を融合させた取り組みの一つと言えるでしょう。

同社は、今回の座談会で得られた意見を活かし、より魅力的な扇子を生み出し、扇子文化の更なる発展に貢献していくことを目指しています。