昭和の応援文化を継承
2023-08-01 09:50:02

愛されし昭和のプロ野球応援スタイルを未来に継承する新法人の設立

新たな歴史を作る「20世紀応援団アーカイブ」の設立



2023年7月30日、プロ野球の魅力を支え続けてきた昭和の応援文化を未来に継承すべく、「一般社団法人20世紀応援団アーカイブ」が発足しました。この法人は、プロ野球の応援スタイルが大きく変化する中で、過去の貴重な応援道具を保全し、デジタルデータとして保存することを目指しています。

応援道具の未来を守る



プロ野球の応援スタイルは時代を反映し、年々進化しています。しかし、その変化の裏で、昭和時代に使用されていた応援道具が忘れ去られつつあり、個人の手元に散逸しているという現実があります。「応援旗」「横断幕」「のぼり」など、当時のファンの熱意が込められたこれらの道具は、プロ野球史の中で重要な文化遺産と言えるでしょう。

新法人の活動は、まずその応援道具を適切に保全し、デジタル化して未来に残すことからスタートします。代表理事の小菅晃樹氏は、ヤクルトスワローズの応援団に二代にわたって所属しており、彼自身も応援団としての経験を活かした取り組みを進めています。彼はこう語ります。「あの日、確かに球場にいた」人々の思い出を形にし、次世代に伝えていくことが私たちの使命です。

記録と文化の継承



当法人の主な事業は、応援道具の適正な保全、デジタルデータ(NFT)の作成、そして展示会の開催です。特にデジタル化したデータはNFTとして配布し、現代の応援スタイルにも活用できる形で提供されます。これにより、昭和の熱気を感じながら、ファン同士が交流し、今と昔をつなげる架け橋となることを目指しています。

また、法人の強みとして、設立メンバー全員が応援団での経験を持っている点が挙げられます。彼らは単なるアーカイブではなく、「肌感のあるアーカイブ」を構築することで、来場者に生きた文化を感じていただけるよう工夫しています。

昭和の思い出を感じる機会



これから当法人が開催する展示会では、実際の応援道具を目にし、当時の熱気を直に感じられる機会を提供します。手作業で作られた応援道具は、いずれもその背後にファンの熱意や願いが込められています。デジタル化されたデータと、当時の実物の展示を通じて、訪れた人々が文化の多様性や世代間理解を深めることができればと考えています。

昭和ファンの皆様へ



「昭和の野球ファン」や「昭和レトロを愛する方々」には、ぜひ当法人の活動を知っていただきたいと願っています。私たちの目指す目標に共感し、応援道具を所蔵している方々やメディア関係者の方々も、お気軽にお問い合わせください。昭和のプロ野球文化を未来の世代へとつなげるため、一緒にこの取り組みを進めていきましょう。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください:20世紀応援団アーカイブ

会社情報

会社名
一般社団法人20世紀応援団アーカイブ
住所
東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号桑野ビル2階
電話番号
050-3573-5810

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