札幌市清田区で行われたネイチャーツアー夏の模様をレポート

清田区ネイチャーツアー「夏」第2弾の開催

2024年8月3日、札幌市清田区にて、株式会社アミノアップが共催するネイチャーツアー「夏」第2弾が盛況のうちに開催されました。このイベントは札幌市民を対象に公募を行い、選ばれた50名が参加しました。

ツアーの概要

開催目的

今回のネイチャーツアーでは、地域に隣接する緑地内の昆虫観察や、環境保護に関する専門家のレクチャーを通じて、参加者に生態系の維持や生物多様性の保全についての意識を高めることを目指しました。さらに、アミノアップの環境活動についても知識を深める機会として位置づけられています。

ツアー内容

ツアーは午前10時から始まり、まず参加者はアミノアップの社屋に集合。そこでネイチャーガイドによる事前のレクチャーが行われました。レクチャーでは、昆虫観察の際の注意事項や、虫の生態についての説明があり、参加者は知識を高めた状態で観察に臨むことができました。

その後、参加者たちはハイテクヒル真栄緑地へ向かい、トラップを使って昆虫観察を行いました。用意されたピットフォールトラップやライトトラップを利用して、様々な昆虫たちの姿を間近に観察。参加者は特に、普段見ることのできない昆虫やカエルに興奮し、セミの幼虫の羽化する瞬間にも立ち会うことができました。

参加者の反応

参加者からは「昆虫の習性について多くの発見があった」、「ガイドの話が面白く、充実した時間を過ごせた」という声が寄せられ、専門家との交流は高評価を得ました。また、工場見学を通じて「こんな素晴らしい会社が札幌にあるとは知らなかった」と新たな発見を得た参加者も多かったようです。

夏休み期間の意義

このイベントは特に夏休み中に開催されたため、参加した小学生たちの表情は生き生きとしていました。昆虫観察を通じて、彼らは自然の重要性や、虫たちの役割について学ぶ機会を持つことができました。動植物の生息環境や、外来種による影響についても触れられ、深い理解を得て帰ることができたのです。

今後の予定

次回のネイチャーツアーでは秋に開催される予定で、「森を知り、樹名板を作ろう」という内容になります。専門家を招き、樹名板の制作や森の観察などのプログラムを予定しています。

もちろん地域社会への影響も

このネイチャーツアーの開催は、地域貢献活動の一環として始まったものであり、アミノアップは周辺環境に配慮しながら事業を展開しています。これまでの活動を通じて、地域の自然環境に目を向けるきっかけを多くの市民に提供できることが期待されます。今後も季節ごとのネイチャーツアーが続けられることにより、参加者の環境意識がさらに高まることが楽しみです。