堀辰雄の「風立ちぬ」からのしあわせのヒント展
2026年、堀辰雄の名作「風立ちぬ」が発表されてから90年を迎えます。この文学作品は、多くの人々に愛され続け、いまだに新たな解釈や感動を呼び起こしています。「風立ちぬ、いざ生きめやも」という冒頭の一文は、多くの人々の心に深く刻まれています。
本展は、東京都町田市に位置する「町田市民文学館ことばらんど」にて2026年1月17日から3月22日までの期間中開催されます。この展覧会では、約200点もの資料が展示され、堀辰雄の生涯や作品を通じて現代人が得られる“しあわせ”について考えるきっかけを提供します。
堀辰雄は、かつて結核を患い、婚約者との療養生活を送る中で愛と死、幸福を見つめる青年の姿を描きました。彼の作品には、自身の実体験が色濃く反映されています。特に「風立ちぬ」は、人間への深い洞察や生への強い意志を秘めた作品であり、その背景にある堀自身の葛藤が色濃く反映されています。
展示内容
本展では、以下のような内容で堀の作品を再考します:
この章では、堀辰雄の足跡を振り返り、作品の価値や意義を再確認します。
作品を通じて描かれる幸福の追求について深く掘り下げます。
彼の生活や人生における文学との出会いを紹介します。激動の東京や希望の軽井沢、療養所での生活がどのように彼の作品に影響を与えたのかを探ります。
ここでは、彼が考えた“しあわせのヒント”について解説します。「友と語らう」「人生を散歩する」「愛に生きる」など、多面的なアプローチでしあわせのあり方を提案します。
参加イベント
展覧会には多彩な関連イベントも用意しています。
- - 1月17日(土)にはオープニングを記念したトークイベント「『風立ちぬ』をペーパードライブ」が行われます。
- - 2月11日(水・祝)には「コーネル装でつくる!文庫サイズのオリジナルノート」というワークショップが開催されます。
- - 朗読会「耳で楽しむ『風立ちぬ』」が2月21日(土)に、
- - 講演会「堀辰雄に学ぶしあわせのヒント」が3月14日(土)に行われます。
- - 担当学芸員による展示解説も、1月31日、2月23日、3月22日に実施されます。
町田市について
東京都町田市は、都心から電車で40分ほどの距離にあり、約43万人が住む都市です。都会的な商業施設と豊かな自然を両立させた町で、古くから商業が栄えています。里山や公園も多く、人々は自然との共生を感じながら生活しています。
町田市の魅力を存分に堪能できるこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。現代人にとっての“しあわせ”を考え、堀辰雄の世界に触れる貴重な機会となるでしょう。