スマート置き配が全国で急成長中
株式会社ライナフは、スマート置き配のサービスを全国で展開し、その導入棟数がついに15,000棟を突破しました。このサービスは、東京都内のオートロック付きマンションの約10%に導入されており、これまでに748社の不動産会社が採用しています。
利便性と安全性の両立
スマート置き配は、利用者が自宅に居なくても荷物を安心して受け取ることができるサービスです。導入された物件に住む約50万世帯がこのサービスを利用しており、再配達の削減や、環境に対する配慮も同時に実現しています。特に、国土交通省が「置き配使用細則」として消防庁との調整を行い、導入が進む背景には、このサービスがもたらす社会的貢献が大きいと言えます。
再配達削減のニーズ
近年、宅配業界では不在による再配達が全体の約10.4%を占めており、これによる配達員の負担やCO₂排出の増加が問題視されています。国土交通省および経済産業省は、2025年4月を「再配達削減PR月間」とし、官民一体で再配達削減に向けた取り組みを強化しています。この流れの中、ライナフも積極的にスマート置き配の普及を進めています。
入居者ニーズへの対応
現代の住環境では、ネットスーパーや生協の宅配、クリーンサービス、駆けつけ対応などさまざまなサービスが日常に溶け込んでおり、住まいの便利さが重要視されています。スマート置き配は、単なる荷物の受け取りに留まらず、さまざまなパートナーとの連携を行うことで、より充実した住環境の提供を目指しています。
スマート置き配の仕組み
スマート置き配は、スマートロック「NinjaEntrance」を利用して、マンションの共用エントランスの鍵をデジタル化します。この仕組みにより、認証を受けた配達員がオートロックを解除することができ、荷物を事前に指定した場所に届かせることが可能です。セキュリティ面でも解錠履歴が全て記録されるため、安心して利用できるサービスとなっています。
また、導入にあたっては、マンション管理会社やオーナーに負担をかけることなく進められる点も大きな魅力です。
今後の展望
ライナフは、今後も年間1万棟ペースでのスマート置き配の導入拡大を見込んでおり、さらなる普及を目指しています。住環境の便利さを高めつつ、再配達削減や環境負荷の軽減といった社会的課題にも寄与するこのサービスは、多くの人々の生活に新たな価値を提供することでしょう。
ライナフについて
株式会社ライナフは、2014年に設立され、スマートロックブランド「NinjaLock」シリーズの製造・販売を行っています。また、不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」の開発・運営を通じて、快適な住まいの実現を目指しています。最新の情報は、
公式ウェブサイトからご確認いただけます。