名古屋発、クリエイターのための新たな支援コミュニティ『EchoHub』
名古屋の合同会社ALTOが新たに立ち上げた『EchoHub』は、フリーランスのクリエイターを対象としたコミュニティです。このコミュニティは、オンラインとオフラインを組み合わせた形で、クリエイター同士の学び合いや実践の場を提供し、実際に仕事を得るための支援も行います。現在、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」にてプロジェクトの資金集めを行っています。
EchoHubの特長
EchoHubが掲げるのは、「フリーランスのクリエイターとして生きていきたい」という人々の声に応えることです。単なる交流スペースではなく、利用者同士のスキルアップや学び合いを重視しています。具体的なサポート内容には、専属の営業スタッフが案件を提供すること、1on1セッションを通じた自己分析やビジネス軸の確立があります。これにより、クリエイターは持続的に成長し、活躍できる土台を築くことができます。
直面する課題
内海大輔代表は、テレビ業界から映像制作やCMディレクションを手がけた後、2022年に名古屋でクリエイター専用シェアハウス『ALTO』を運営し始めました。そこで、多くの若手クリエイターが「仕事がない」「つながりがない」「将来が不安だ」などの悩みを抱えているのを目の当たりにし、これらの問題に立ち向かうためにEchoHubを立ち上げることを決意しました。
クリエイターに勝ち筋を届けるための三本の柱
1. 共育コミュニティ
EchoHubは、仲間と共に成長することを重視しています。意見交換やスキルの化学反応を促進する仕組みを構築し、理念やビジョンを明文化するサポートも行います。
2. 専属営業スタッフによる仕事の提供
営業活動が困難なクリエイターでも、適した案件を受け取れる環境を整えるため、専門の営業チームによるプロジェクトマッチングを強化します。
3. オンラインとオフラインのハイブリッド運営
リアルな出会いを大切にしつつ、全国のクリエイターとの交流を可能にするバランスの取れた運営を目指します。名古屋を拠点に、地方クリエイティブの活性化にも貢献します。
クラウドファンディングの詳細
『EchoHub』のクラウドファンディングはCAMPFIREで行われており、目標金額は100万円です。募集期間は2025年4月中旬から5月31日まで。集まった資金は、専属営業スタッフの人件費やオフラインイベントの運営、広報活動に活用されます。リターンとして、感謝メールなどが用意されており、今後も多様な特典が追加される予定です。
代表者プロフィール
内海大輔は、合同会社ALTOの代表であり、映像クリエイターとしての豊富な経験を持っています。フジテレビやCM制作会社で培ったスキルを生かし、2018年に独立。現在は若手クリエイターの育成に力を注いでいます。
今後の展望
EchoHubは、今後、地方自治体や中小企業とのマッチングを促進し、地域課題解決を目指したプロジェクトを展開していく計画です。名古屋発の新しいモデルを全国に広げ、クリエイターが安心して活動できる環境作りを進めていきます。