ノルウェージャンクルーズラインが新体験を提供
米国マイアミに本社を置くノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、2026年3月にデビュー予定の新造船【ノルウェージャン ルナ™】にて画期的なエンターテインメント体験を提供することを発表しました。37年にわたるクルーズ旅行の革新を経て、NCLは新たな航海シーズンに向けて力強い取り組みを行っています。
この新造船では、特に注目を集めるのが「ロケットマン:エルトン・ジョン セレブレーション™」。このショーでは、エルトン・ジョンの名曲を基にしたトリビュートが行われ、パワフルな歌声、迫力ある振付、華やかな衣装の数々が特徴です。特に、「ロケットマン」「ベニーとジェッツ」などの名曲が披露される予定で、グランドピアノの演出とともに、観客を熱狂の渦に巻き込むことでしょう。
さらに、自社クリエイティブ・スタジオで制作された「HIKO:イノベーション ミーツ ワンダー」も新たに導入予定です。これは、サーカス芸術とミックスドリアリティが融合したSFショーで、NCL初のオリジナルキャラクター「HIKO」が登場します。重力を感じさせないアクロバティックな演技と、視覚に訴える映像が織りなす演出は見る者を圧倒させることでしょう。
また、家族向けには新しいインタラクティブ体験「シー オブ ディスカバリー!海底フェスティバル」も同時に実施され、子供たちが楽しめる参加型イベントが用意されています。このイベントでは、様々なアクティビティが盛り込まれ、親子で楽しめる仕組みとなっています。
大人専用のための特別なショー
21歳以上のゲスト向けに、特別なプロダクション「ルナティーク:ポップ サーカス」も行われ、ラスベガスの魅力を取り入れた華やかなパーティー体験が待っています。ネオン美学に基づいたこのショーでは、サーカスの定番キャラクターが新しい形で生まれ変わり、ゲストに楽しんでもらうことが目的です。加えて、「シド ノーマンズ プレゼンツ:トリビュート トゥ イーグルス™」という新しいトリビュートショーもあり、1970年代の名曲が披露されます。
2017年から2026年にかけての全体のプロダクションは、スーパーボウルのハーフタイムショーやシルク ドゥ ソレイユで活躍してきたノウハウを持つクリエイティブチームが手掛けており、高い評価を受けています。これにより、NCLは再び海上エンターテインメントの先駆者としての地位を確立しようとしています。
新航海シーズンのスタート
ノルウェージャン ルナは、2026年4月から7日間の航海をスタートし、西カリブ海やバミューダを巡る旅程が用意されています。ホンジュラスのロアタン、メキシコのコスタマヤ、ベリーズのハーベストケイなど各地への寄港が計画されています。これにより、ゲストは多彩なアクティビティを楽しむことができるようになっています。
ノルウェージャンクルーズラインの CEO、ハリー・ソマー氏は「革新的なエンターテインメントを通じて、世代を超えて音楽の魅力を届けることができるのを嬉しく思っています」と述べています。これはただのクルーズではなく、真のエンターテインメント体験とも言えるでしょう。
この新たなクルーズプロジェクトは、音楽やエンタメを愛する人々にとって、忘れることのできない旅となるに違いありません。新造船ノルウェージャン ルナでの体験は、これまでのクルーズ旅行の枠を超え、ゲストに新しい感動を提供することを目指しています。