カリモクの木の魅力を探る“Survey 00: The Age of Wood”展開催

カリモクの新たな展覧会『Survey 00: WOOD “The Age of Wood”』

カリモク家具株式会社は、2024年10月26日から12月26日までの期間、KARIMOKU RESEARCH CENTERで新しい展覧会『Survey 00 : WOOD “The Age of Wood”』を開催します。この開催にあたりデンマークを拠点に活動するデザインスタジオ、Christian＋Jadeがリサーチャーとして参加しています。

背景とプロジェクトの開始

この展覧会は、2023年9月にキックオフしました。彼らはデンマークで開催された「WEIGHT OF WOOD」という展示で高評価を得ており、カリモク家具は彼らの木材に対する独自の視点に感銘を受けました。このことから、プロジェクトが生まれ、日本の森林に視点を広げることを目指しています。

日本の岐阜地区の森を現地で調査する中で、木々の魅力を再発見し、木が持つ歴史や経年を考察します。展示会場では、木々との共生をテーマにした新しいビジョンを提案します。

展示内容とテーマ

『Survey』展では、三つのテーマが掲げられています。「Centuries of a Forest」、「Years of a Tree」、「Aging with Wood」のそれぞれに基づき、木材から作られた11点のオブジェクトが展示される予定です。来場者は、木の多様性やその美しさ、奥深さに触れ、木の持つ時間について考えるきっかけを得られます。

展覧会では、63種類にわたる木部の標本を用いた展示も計画されています。高さ5.2ｍ、幅5.3ｍの棚に並ぶその様子は壮観であり、来場者を圧倒するでしょう。また、木材の性質を生かし、環境に応じて変形するオブジェクトや、紫外線による経時変化が観察できる作品も登場予定です。