推し活がもたらす幸福度の秘密
最近、株式会社ロイヤリティマーケティングが実施した「推し活と幸福度に関する調査」が大きな注目を集めています。この調査は、Ponta会員を対象に行われ、2025年の8月1日から11日までの間に行われました。参加者数は9,904名にのぼり、推し活が人々の幸福度にどのように影響するのかを探る結果が明らかになりました。
調査結果の概要
調査の結果、全体の36.1%が「推し活をしている」と回答しており、その中でも特に30代以下の男女ではその割合が顕著で、約半数に達しています。特に、20代女性の推し活の実施率は59.7%にのぼり、この世代の推し活が多くの人々にとって共通の趣味となっていることが伺えます。
推し活のジャンル別分析
調査対象者が支持する「推し」のジャンルは様々ですが、最も多かったのは「日本のアイドル」(24.4%)で、次いで「歌手・ミュージシャン」(23.6%)、「スポーツ選手」(22.3%)と続きました。名前を挙げると、多くの人が「大谷翔平選手」や「SnowMan」、「SixTONES」などを推していることが確認されました。
ポジティブな影響
推し活を通じてのポジティブな体験についてたずねたところ、最も多かったのが「癒される・安心」という回答で35.6%だったことが分かりました。参加者たちは推し活を通じて日々楽しい瞬間を得ていると考えており、「毎日が楽しい」と感じる人の割合も高く、特にこの感情が幸福度を高める要素として評価されていました。
ネガティブな影響
一方で、推し活のネガティブな側面も無視できません。「お金の浪費」が17.1%で最も多く、また「時間の浪費」も13.5%と多くの人が感じていることが明らかになりました。しばしば、推しの言動に不満を抱くこともあり、その場合には幸福度が低下する傾向が見られました。
幸福度が高い推しのジャンル
調査の結果、最も幸福度が高いとされるジャンルは「テーマパーク・エンタメ施設」で、幸福度は51.5点という結果でした。また、「スポーツ選手」や「乗り物」の推しについても身体的幸福度が高い傾向があります。
ウェルビーイングの指標「ととのい度」
「推し活」という文化のもとに、調査された幸福度を示す「ととのい度」という独自の指標も導入されています。この指標は、参加者自身のウェルビーイングを理解する助けとなります。推し活をしている群は49.8点で、調査全体の平均である50.1点に近い数値が出ています。
調査の結論
この調査から、推し活が多くの人々にポジティブな影響を与え、幸福度を高めることが明らかになりました。とはいえ、ネガティブな側面も存在することを忘れてはなりません。いかにポジティブな体験を増やし、ネガティブな影響を減らしていくかが、これからの推し活の楽しみ方になるでしょう。推し活を通じて自分自身の幸福度を最大限に引き上げていく方法を見つけることが、今後のテーマとなるでしょう。