NFTで高級盆栽オーナーに
2022-09-22 09:00:02
NFTを通じて高級盆栽のオーナーシップが変わる!?新たなプロジェクトの始動
高級盆栽を手に入れる新しい方法
この度、新たにスタートする「THE BONSAI」プロジェクトが注目を集めています。特に高松市は松盆栽の産地として名高く、今後の盆栽産業の持続が懸けられている場所です。このプロジェクトはNFT(ノン・ファンジブル・トークン)を通じて、誰でも高級盆栽のオーナーになることができる試みです。これにより、愛好者はデジタル領域で高級感を味わうことが可能となり、さらには生産者の支援にもつながります。
プロジェクトの背景
盆栽は国内外でその美しさと技術が評価されてきましたが、最近では高齢化や市場縮小などの課題に直面しています。特に香川県の高松市では後継者不足が深刻で、愛好家たちは将来的な盆栽の存続に不安を抱いています。こうした現状に対抗するため、「THE BONSAI」はNFTを導入し、盆栽の所有の概念を革新することを目指しています。
NFTによる新しい盆栽オーナーシップ
このプロジェクトでは、NFTを利用して盆栽のデジタル証明書を発行します。これにより、購入者は本物の高級盆栽のオーナーになりながら、管理は専門のプロに任せられます。これまでに存在した「預け盆栽」のスタイルをデジタル化し、あくまで楽しむ側に回ることができるのです。例えば、年間数回、自分の盆栽を実際に訪ねることができ、その体験を通じて非日常を感じることができるのです。
所有のスタイルと価格
「THE BONSAI」では、オーナーシップのスタイルが二つ用意されています。まず一つ目は、一人で所有する形のタイプです。こちらは基本的に1年または2年の期間で、価格は0.5ETHからとなっています。また、特別なNFTもプレゼントされる予定です。
二つ目は、複数人での共同所有です。この場合、盆栽園の看板木などの超高級盆栽のオーナーになれます。こちらの具体的な価格は未定ですが、共同運営によって盆栽の価値を高め、展覧会なども目指すことが可能となっています。
NFTと盆栽の真実性
すべての盆栽にはNFTが付与され、これによりその価値や証明が保証されます。スタートバーン社が開発した「Startrail PORT」のNFCタグを利用し、真の盆栽とそのNFTを結びつけているため、どなたでもインターネットで情報を確認することができます。
持続可能な新しいビジネスモデル
「THE BONSAI」は、盆栽産業を持続可能なものへと進化させることを目指しています。これまでの様々な問題を抱えたフロー型ビジネスから、ストック型ビジネスへの転換を図り、盆栽の棚や畑から収益を生むという新しいビジネスモデルを構築する予定です。また、新たな盆栽ファンの獲得も目指し、今後ますます多様な価値を創造していくことが期待されます。
盆栽エージェンシーと北谷養盛園
プロジェクトの背景には、松盆栽生産日本一の高松でマーケティング支援を行う盆栽エージェンシーが存在します。また、北谷養盛園は樹齢100年以上の黒松を多く扱う老舗であり、その技術と伝統が次世代に受け継がれています。
このように注目の「THE BONSAI」は、単なる盆栽販売にとどまらず、デジタルの力で新しい可能性を広げつつあります。日本の盆栽文化を守りながら、新たな風を吹き込む試みに今後も目が離せません。
会社情報
- 会社名
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盆栽エージェンシー
- 住所
- 電話番号
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090-6882-5170