自宅でキノコを育てる新たな楽しみ方
最近、自宅でのガーデニングや菜園が注目を集めています。特に、キノコ栽培は手軽に始められ、自宅のキッチンやベランダでも楽しめる新しい趣味として注目されています。11月18日には、深町貴子さんの著書『フシギにはまる! おうちで育てるキノコBOOK』が発売され、自宅でのキノコ栽培の魅力や方法が詳しく紹介されます。
キノコ栽培の魅力
「キノコライフ」を楽しむことは、単に美味しいキノコを味わうだけでなく、その成長を見守る過程も楽しめる点が魅力です。本書では、初めての方でも安心して始められる「菌床栽培」、短期間で収穫できる「完熟ほだ木」を用いた方法、じっくりと育てる本格的な「原木栽培」など、目的に応じた栽培のノウハウが詳しく説明されています。これ一冊あれば、なんと10種類以上のキノコ栽培が体験できます。
お手軽な「菌床栽培」
キノコ栽培の中で最も手軽な方法が「菌床栽培」です。おが粉や小麦ふすま、米ぬかなどを混ぜて作る菌床にキノコの種菌を植えることで、わずか1か月で収穫が可能です。本書では、菌床からキノコを発生させる方法が3つ紹介されています。
1. 菌床の上面から発生させる方法
2. 菌床全体から発生させる方法
3. 側面から発生させる方法
それぞれの方法はキノコの種類によって異なるため、しっかりと確認してから始めることが重要です。
ベランダで楽しむ「原木栽培」
「原木栽培」は、木材を使用して栽培する方法です。コナラやクヌギの丸太に「タネ駒」と呼ばれるキノコの菌を植え付け、2年ほどでシイタケなどを収穫することが可能です。特にシイタケは、香り高い味わいを楽しむことができます。また、近年では「完熟ほだ木」を使った栽培方法が広まり、これにより誰でも簡単に様々なキノコを育てられるようになりました。
特に、マイタケやタモギタケは、こんなに簡単に育成できるようになり、約半年で収穫が叶います。この本では、それぞれのキノコの育て方も詳細に解説されています。
注意点と栽培資材の選び方
自然界には多くのキノコがありますが、食べられるものはほんのわずかで、ほとんどが毒を持っています。安全にキノコを楽しむためには、園芸用に販売されている「タネ駒」「完熟ほだ木」「菌床栽培セット」を利用することが必須です。本書では、必要な道具や資材も詳しく紹介されており、初心者でも安心して取り組むことができます。
著者紹介
この本の著者、深町貴子さんは、神奈川県出身の園芸家で、植物の育ち方に着目し、誰でも手軽にできる野菜作りのヒントを提案しています。これまでに数多くの著書を持ち、特に家庭菜園やハーブの育て方に定評があります。
最後に
自宅で手軽にできるキノコ栽培は、美味しいだけでなく、育てる過程も楽しむことができる素晴らしい趣味です。ぜひ本書を手に取り、キノコ菜園の楽しさを体験してみてはいかがでしょうか?
『フシギにはまる!おうちで育てるキノコBOOK』は、1,100円(税込)で販売中です。手軽に始められる栽培法を学びながら、自宅での豊かなキノコライフを楽しみましょう!