L'OSIER(ロオジエ)が三つ星8年連続、FARO(ファロ)も一つ星6年継続でミシュランガイド東京2026を飾る

L'OSIER(ロオジエ)が三つ星を8年連続獲得

2025年9月30日発行の『ミシュランガイド東京2026』において、資生堂が運営するフレンチレストラン「L'OSIER」が8年連続で三つ星を獲得しました。この三つ星は「旅行の価値がある卓越した料理」と認められた証です。

「L'OSIER」は1973年に創業し、2023年に50周年を迎えました。店名はフランス語で「柳」を意味し、資生堂の企業理念を体現すべく、すべての料理やサービスに最高峰を目指しているレストランです。エグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョンは、伝統を守りつつ革新的な料理を提供しています。

内装も一新され、「白」「ゴールド」「光」の要素が織り込まれたダイナミックな空間で、非日常的な体験を提供しています。ここでは、持続可能な漁業や有機栽培の食材を使用することにより、環境への配慮も行われています。

FARO(ファロ)も一つ星を6年連続で獲得

同じく銀座に位置するイタリアンレストラン「FARO」は、6年連続で一つ星を獲得しました。この店は現代イタリア料理に日本の食材を融合させた創造的な料理を提供し、特に力を入れているのがヴィーガンコースです。FAROでは、サステナビリティを意識したメニュー展開が評価され、「We're Smart® Green Guide」で5ラディッシュを4年連続で獲得しています。

シェフの浜本拓晃は地域の生産者と深いつながりを持ち、日本の伝統文化や工芸品にもこだわりがあります。そのため、器や食材だけでなく、ディスプレイにも日本の美を取り入れています。

おわりに

L'OSIERとFARO、両店の成功は日本の料理界における革新とサステナビリティの象徴です。美しい料理を通じて、環境や文化も守ることが求められる時代に、両店は未来の飲食店の理想像を体現しています。お客様にとって、記憶に残る素晴らしい食体験がここで待っています。立ち寄る価値があることは間違いありません。