Carelyの新サービスがもたらす企業のメンタルヘルスケア改革
2015年12月に法律で義務化されたストレスチェック。しかし、その結果、高ストレスと判定されている社員の約9割が適切なケアを受けていないという現実があります。この課題に立ち向かうべく、株式会社iCAREが提供するサービス「Carely」は、新たに高ストレス者を対象にしたフォローメニューをリリースしました。この記事では、Carelyの概要やサービス内容、そして高ストレス者支援の重要性について詳しく解説します。
高ストレス者への課題
厚生労働省の調査によれば、ストレスチェックで高ストレスと判定された従業員は10.3%に達するものの、実際に産業医面談を希望するのはわずか1.2%に過ぎません。この数字からも、企業内での高ストレス者が適切にケアされていないことが見て取れます。
さらに、調査によると、退職した社員のストレスチェックの点数は、残った社員に比べて約10%も低いことが明らかになりました。これは企業にとって、未対応の高ストレス者が大きな退職リスクを抱えていることを意味します。企業は、従業員のメンタルヘルスをいかにケアするかが経営の重要なテーマとなっています。
Carelyの魅力
Carelyでは、ストレスチェックから高ストレス者のケア、集団分析までを一貫して提供しています。特に、面談を希望しない高ストレス者に対しても、チャットを通じて適切にアプローチし、年間を通じてサポートを行っています。
このサービスは、大企業から中小企業までの幅広いニーズに応えるため、ストレスチェックの実施が他のシステムで行われている場合でも利用可能です。企業や業種に関わらず、高ストレス者のフォローができるようになっています。
ストレスチェック事後フォローの具体的な内容
Carelyのストレスチェック事後フォローを利用するためには、まず結果が気になる従業員をCarelyに登録し、簡単なチェックシートに回答してもらいます。これにより、高ストレスの状態が確認され、必要に応じて医師や保健師などの専門家がチャットを通じてフォローします。専門家との相談窓口が会社から独立しているため、従業員はいつでも、どこでも気軽にサポートを受けることができます。
また、専門家が厳選したセルフケアに関する情報が定期的に配信されることで、従業員は自己管理を行いやすくなります。このような双方向のサポートが実施されることで、高ストレス者のケアが万全に行われる体制が整えられています。
料金体系と契約内容
Carelyのストレスチェック事後フォローサービスは、1人あたり月額1,200円(税別)で提供されています。また、初年度のみ初期費用として1,000円が必要です。サービスは最低3ヶ月からの契約となり、ライセンスの最低契約数は50IDに設定されています。
企業と従業員の健康を共に守るために
代表取締役CEOの山田洋太氏は、医師としてのキャリアに加えて、メンタルヘルスや行動変容に関する専門知識を持っています。彼のビジョンのもと、企業のメンタルヘルス支援がより一層進化していくことが期待されています。高ストレス者のケアに特化した新サービス「Carely」は、今後も多くの企業の健康管理をサポートし、メンタルヘルスの重要性を広めていくことでしょう。
詳細な情報は
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