AI時代に求められるマネジメント手法を学ぶイベント
5月21日(水)、大企業の経営者や人事担当者を対象とした、マネジメントイベントが開催されました。開催したのはアチーブメント株式会社で、イベントのテーマは「働きがいに溢れる組織を創るマネジメント手法」となっています。このイベントは、150名もの参加者で満席となりました。
アチーブメント株式会社は、2025年にGreat Place To Work® Institute Japanが実施する「働きがいのある会社ランキング」において、第1位を獲得した実績があります。そのため、このイベントは多くの関心を集めました。イベントには、同社の代表取締役会長 兼 社長である青木仁志氏、さらにビジネス書グランプリ2025で総合・マネジメント部門のW受賞を受けた取締役の橋本拓也氏など、著名な講演者が登壇しました。
AIの進化とマネジメント力
参加者は、生成AIの普及によって効率化が進む一方で、組織に求められる「人を育てるマネジメント力」が重要視されていることを実感しました。AIにはできない、人間特有の創造力や共感力を引き出すためには、従来の管理型マネジメントでは通用しないと感じる向きが多いのです。イベントでは、社員の内発的なモチベーションを引き出し、生産性を高める手法が紹介され、参加者はそれを実践に活かす方法を学ぶことができました。
講演者の紹介とセッション内容
青木仁志氏は、自身が創業したアチーブメント株式会社が「働きがいのある会社ランキング」第1位に選ばれた背景や、マネジメントの重要性について熱弁しました。橋本拓也氏は、彼の著書『部下をもったらいちばん最初に読む本』の中での実践的な知見を共有し、参加者は実践に即したマネジメント手法を得る貴重な機会を提供されました。
また、パネルディスカッションでは、元SOMPOホールディングスのリスク管理部長である伊豆原孝氏、プロ野球界の名将・尾花髙夫氏を招き、さまざまな視点からの意見が交わされました。彼らは、成果を出しながらも人間関係を重視するマネジメントの実際について具体例を交えて語りました。
イベントのタイムスケジュール
イベントは以下の時間割で進行しました:
- - 15:00~15:20 オリエンテーション
- - 15:20~16:00 セッション1「現代に求められる理想の組織像」
- - 16:00~16:50 セッション2「現代に求められるマネジメントのOSと変革方法」
- - 17:00~17:45 パネルディスカッション「成果と人間関係を両立するマネジメント事例」
- - 17:45~18:00 まとめ
アチーブメント株式会社の紹介
アチーブメント株式会社は、創業38年を迎える人材教育コンサルティング企業です。「教育の力で世界を変える」を掲げ、過去には50万人以上の人財育成に貢献してきました。今回のイベントは、同社が持つマネジメントに関するノウハウを活かしたトレーニングの一環であり、社会的なニーズに応じた教育プログラムの提供を目指しています。今後も、時代に適応したマネジメント手法の普及に努めていくことでしょう。
このイベントを通じて、多くの人事担当者たちはAI時代のマネジメントに必要な知識とスキルを身につけ、これからの組織作りに活かしていくことでしょう。