株式会社プラチナムが取り組む食品ロス削減「かんしょくプロジェクト」
株式会社プラチナムが設立20周年を迎えたことを機に、社会的課題への貢献を目指した新たな取り組みとして「かんしょくプロジェクト」を発表しました。これは日本初の調理済み食事を再分配するプロジェクトであり、食品ロスの削減を目的としています。私たちが抱える食品ロス問題は、経済的損失だけでなく、環境への負荷も大きいことから、このプロジェクトはますます重要となっています。
「かんしょくプロジェクト」は、企業から発生する余剰食材を、必要とする人に無償で提供する仕組みを導入しています。例えば、社員食堂やホテルのビュッフェで作りすぎた食事が、無駄なく利用されます。この取り組みを通じて、すでに約200kgの食品ロスが削減されたとされています。市民の皆様や企業の参加を促進しており、将来的には都内の寺院や教会などでも食事を提供していくことが計画されています。
このプロジェクトは一般社団法人最愛の食卓が運営し、株式会社プラチナムはそのPRとクリエイティブをサポートしています。4月下旬に行われた取材会では、多くの報道関係者が集まり、プロジェクトの内容や意義について理解を深める機会となりました。これにより、プロジェクトの認知度を高め、さらなる参加者の募集へとつなげています。
食品ロス削減の仕組み
「かんしょくプロジェクト」の主な流れは以下の通りです:
1.
食事の回収:社員食堂やホテルのビュッフェから、食べる人がいない余剰食事を集めます。
2.
安全な輸送:独自のシステムを使い、集めた食事を安全に提供場所へ輸送します。
3.
食事の提供:提携するNPOやNGOの協力により、ボランティアスタッフが食事を必要とする人に届けます。
この仕組みによって、食品ロスを減らすだけでなく、必要とする人に温かい食事を提供することが可能となります。
プロジェクトの社会的意義
株式会社プラチナムの代表取締役、吉柳さおり氏は、「この取り組みは我々の企業ミッションとも一致しており、多くの人が幸せに食事をする機会を提供できることに感銘を受けました。食品ロス削減を通じて人々の生活を豊かにし、さらには地球環境にも良い影響を与えるプロジェクトの発展を期待しています」と語っています。
また、プラチナムの社員もボランティアとしてこの活動に参加する機会を持ち、社会との接点を築くことができています。今後、「かんしょくプロジェクト」は更なる拡大を目指し、地域社会全体を巻き込んだ活動を展開していく予定です。
最愛の食卓について
「最愛の食卓」は、全国の調理済み食品ロスをなくし、食に困っている人々へ温かい食事を提供するために活動しています。今後も「かんしょくプロジェクト」を通じて、社会課題の解決に積極的に寄与していくことを目指します。
詳細情報は
こちらのプロジェクトサイトからご覧いただけます。より多くの方がこの活動に参加し、共に食品ロス削減に取り組んでいけることを期待しています。