アートで壁を感じる
2025-08-19 12:34:47

障がい者と大学生が共同で創造するアートプロジェクトがついにお披露目!

障がい者アーティストと芸大生による「なくなるかべプロジェクト」



京都府向日市で進行中のユニークなアートプロジェクト、「なくなるかべプロジェクト」がいよいよお披露目を迎えます。この取り組みは、障がいのあるアーティストたちが中心となり、京都芸術大学の学生と連携し、建築現場の仮囲いを魅力的なアートに変えるものです。

プロジェクトの背景


このプロジェクトは、昨年12月に始まりました。企業と大学、福祉施設が協力することで、誰もが楽しめるアートを生み出そうと志したのがきっかけです。参加企業や団体には、株式会社稲継工務店やノーサイドSTUDIO、アンドナが名を連ねています。

初めに、このプロジェクトには名前がありませんでした。しかし、実際に作業を進めていく過程で、「見えない壁をなくしたい」という想いから「なくなるかべプロジェクト」という名称が制定されました。この名称には、物理的な障壁のみならず、社会的な課題も視野に入れた独自のコンセプトが反映されています。

プロジェクトの進行と対話


このプロジェクトを進める中で、学生たちは障がい者アートに対して最初は戸惑いの声を上げました。「どうやって接すればよいのかわからない」との不安を抱えた彼らは、対話を重ねることで、アートに秘められたメッセージや想いを理解し、相互に支え合う、フラットな関係を築いていきました。

「支える」「助ける」といった一方的な関係性ではなく、同じアーティスト同士として向き合うことで、より深い理解が生まれたのです。このプロジェクトには、感性豊かで真剣なまなざしの交流がありました。

お披露目会の詳細


そして、待望のお披露目会が2025年9月24日(水)12:30から向日市で行われます。仮囲いの設置場所は京都府向日市切ノ口で、イベント参加者はノーサイドアーティスト、京都芸術大学の学生、そして各関係者が集まります。

お披露目会のスケジュールは以下の通りです:
  • - 12:30~ 仮囲いお披露目会、全員での記念撮影
  • - 13:00~14:30 各関係者による対話での交流会(稲継工務店山中社長やアーティストたちのトークセッション等)

このイベントでは、各参加者が取り組みで得た気づきを語り合い、さまざまな視点から新しい発見が期待されます。

まとめ


「なくなるかべプロジェクト」は、単なるアートの創出にとどまらず、障がい者と健常者が共に学び、成長するための貴重な機会を提供しています。お客様を迎えたお披露目会を通して、より広がる可能性を持ったこのプロジェクトに、ぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
非営利型株式会社andna
住所
大阪府枚方市
電話番号

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