株式会社ダイサン、インドネシアでの国際講演で未来を語る

2024年8月27日、株式会社ダイサンの代表取締役社長、藤田武敏氏はインドネシア中部ジャワのサラティーガにある職業専門高校（SMK NEGERI 2 SALATIGA）で、300名の学生に向けて講演を行いました。今回の講演は「今の日本とインドネシアの違いや、今の時代における若者の働き方」を中心テーマとし、多文化理解や国際的な職業観を育む重要な機会となりました。

インドネシア人の特性と労働意欲

藤田社長は、インドネシア人の持つ特性について「温かさ、協調性、そして高い勤勉性」があると述べ、これらの特性がどのように労働意欲と結びついているかを詳しく説明しました。特に、インドネシアの若者たちが新しいスキルを学ぶ姿勢や、自己成長への意欲が高く評価されていることを強調しました。当社でもインドネシア人材の潜在能力を信じ、多くの方々に働いていただきたいと考えています。

日本文化の「五徳」とインドネシアの学生たち

藤田社長は、日本文化に根付く「五徳」（仁、義、礼、智、信）についても言及しました。これらの価値観は、日本国内のみならずインドネシアにおいても重要な意味を持つとし、インドネシアの学生が日本で働く際にも役立つと説明しました。この対話を通じて、インドネシアの子どもたちが教育と技術の普及を鍵に、未来を拓いていくという希望を持っていることを伝えました。

特定技能者の採用と定着支援

また、講演中には特定技能者の面接も行われ、15名の新たな人材が採用されました。株式会社ダイサンでは、海外からの技能人財を日本で活躍できるように育成・教育を行い、定着支援に力を入れています。こうした取り組みを通じて、インドネシアと日本の相互発展に寄与することを目指しています。

株式会社ダイサンの紹介

株式会社ダイサンは、1975年に設立され、主に建設業界におけるサービスを提供しています。特に、くさび緊結式足場「ビケ足場」の施工や次世代足場「レボルト」のレンタル、建築金物・仮設機材の製造・販売を行い、最近ではデジタル事業にも力を入れています。デジタル事業部では、建設業界全体のDX化を進めるための施策を展開しています。