糸井選手が語る！アスリートの睡眠と回復法の新常識とは

12月12日、江崎グリコの商品開発研究所が主催したイベントにおいて、阪神タイガースの糸井嘉男選手がアスリートと睡眠負債についての講演を行いました。

睡眠負債のメカニズム

イベントは江崎グリコの商品開発研究所の大森氏によるプレゼンテーションでスタートしました。大森氏は、「睡眠負債」という現象について詳しく説明しました。この概念は、自己評価では十分な睡眠をとれていると思っていても、実際には少しずつ睡眠不足が蓄積されていくことを指します。OECDのデータによれば、日本はOECD諸国の中で2番目に睡眠時間が短く、今後の健康改善には睡眠時間の見直しが必要です。

特に、睡眠が成長ホルモンの分泌に与える影響について触れました。成長ホルモンはノンレム睡眠中に最も多く分泌され、体の修復や疲労回復に不可欠です。このことから、睡眠の質がどれほど重要かが強調されました。

睡眠改善に向けた取り組み

続いて、大森氏は『アミノ酸』を使用した睡眠改善に関する研究について概要を述べました。二つのグループに分かれ、アミノ酸を含むサプリメントとプラセボを摂取してもらったところ、アミノ酸を含む食品を摂取したグループでは睡眠の質や量が改善されることが確認されました。また、ストレスや疲労感の低下も見られました。

糸井選手の実践する睡眠・回復法

プレゼンテーションの後、糸井選手と商品アドバイザーの桑原氏によるトークセッションが行われました。桑原氏が「糸井選手がパワープロダクションのスクイズボトルをベンチに置いていた」と話すと、糸井選手は「試合前や試合中、常にお世話になっています」とコメント。アスリートとしての自分の日常にパワープロダクションがどれほど重要かを改めて伝えました。

糸井選手は、試合の疲労がたまる中でも睡眠を重視しており、体をしっかりと休めることの大切さを説明しました。試合のスケジュールが厳しいため、移動の際には専用のマットレスではなく、自分の枕を持ち歩くことを明かし、仰天させる一幕もありました。これにより、選手の遵守する睡眠の重要性が数字以上に実感として理解されました。

今後の展望と期待

糸井選手は35歳を迎え、現役選手として“史上最年長盗塁王”の記録を保持しています。「私は大型自動車のようなものだ」と冗談交じりに語りつつ、体力の消耗を抑えるためにもパワープロダクションの重要性を語ります。さらに現在注目を集めている後輩選手たちにも期待を寄せており、MLB選手のような打撃に手ごたえを感じている様子が見て取れました。

最後に来季の抱負を語る中で、自身の成績向上とチームの成功を祈る気持ちも伝えました。「来年は少なくとも1つはタイトルを取り、監督を胴上げしたい」という気持ちで意気込んでいます。

リニューアルされたパワープロダクション

1月22日に発売予定の新商品『エキストラ・アミノ・アシッド』がリニューアルし、グリコーゲンを含むよう配合を見直します。ハードにアスリート活動を続ける選手やビジネスパーソンにもおすすめです。健康の三原則である『運動』『休息』『栄養』を見直し、あらゆる人に新しいスタートを提供します。糸井選手の実体験を基にした睡眠法は、その影響力を広げていくことが期待されています。