東北コラボビール
2021-07-22 05:29:19

東北三社のクラフトビールコラボで新たな味覚発見!

近年クラフトビールが注目を集める中、東北地方の3つのブリュワリーが手を組み、新たなコラボビールを醸造するプロジェクトが始動しました。いわて蔵ビール、ベアレン醸造所、そしてBTBがそれぞれの得意なスタイルを持ち寄り、ユニークな味のビールを創り出しています。このコラボの背景には、地域のつながりや醸造技術の共有があります。

まず、各ブリュワリーの特色を見ていきましょう。いわて蔵ビールは、副原料やスパイスを使ったチャレンジングなビールを得意とし、独自の草野心を持っています。一方、ベアレン醸造所は、ドイツの伝統を受け継いだジャーマンスタイルのビールを追求し、BTBはホップをふんだんに使用したHazy IPAやIPAに特化しています。この3つのブリュワリーがそれぞれの強みで互いの知識を交換し、共同でのレシピ作成が行われました。

コラボビールは7月下旬にリリース予定としており、いわて蔵ビールで作られた1種とBTBで仕込まれた2種は、缶および瓶で広く一般販売されます。また、7月30日と31日には、宮城県仙台市のCRAFTSMANという場所でお披露目会が予定されており、地域のビール愛好家たちが集まる期待のイベントとなっています。

ここで、各コラボビールの詳細を紹介しましょう。まず、BTBとベアレン醸造所のコラボ作『Swimming Bear』は、Hazy IPAスタイルで、アルコール度数は6.0%です。大麦麦芽やホップを使い、缶の限定数は1400缶に設定されています。

次に、ベアレン醸造所とBTBのコラボ作『サマーインターナショナルラガー』は、Lagerスタイルでアルコール度数は5.0%。このビールは樽商品としてのみ提供され、ベアレン菜園マイクロブルワリーで楽しむことができます。

さらに、BTBといわて蔵ビールのコラボ作品『Miyate, Our Home』では、IPAに柚子と生姜を加えたスタイルで、アルコール度数は6.5%、缶の限定数は1400缶です。いわて蔵とBTBのもう一つのコラボビール『みやて蔵ビール ホヤール』はオリジナルスモークエールで、アルコール度数は5.0%、数量は2000本のボトルがつくられています。このビールの特徴として、いわて蔵ビールが気仙沼で採れた海鞘からのエキスを取り入れています。

二つのビール名にある「みやて」は、「宮手」、すなわち宮城と岩手をつなぐ言葉です。隣接する二つの県は、地域のつながりを深く感じさせます。

お披露目会の詳細は、7月30日に17時から21時、31日は11時半から21時まで、CRAFTSMAN Sendaiにて行われます。このイベントでは、コラボビール全4種を提供し、初日の30日は醸造所メンバーとのトークイベントも実施。クラフトビールの特別価格提供や、オリジナルグッズの販売も行われます。

参加希望者は、店頭またはWeb、電話予約で受け付けています。詳細はCRAFTSMANのウェブサイトをご覧ください。東北の魅力ある味覚と文化を体験する絶好の機会です。ぜひお楽しみください。

このコラボレーションは、地域の技術や資源を生かしつつ、互いの強みを活かした新たなビールの創造を目指す素晴らしいプロジェクトです。今後の展開に大いに期待したいところです。

会社情報

会社名
BLACK TIDE BREWING合同会社
住所
宮城県気仙沼市南町3-2-5ヒラケル内
電話番号

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