新型ロンドンタクシー
2019-12-24 15:00:57
新型ロンドンタクシー「TX」が日本初上陸!予約開始は2月1日から
新型ロンドンタクシー「TX」、日本市場に登場
LEVC Japan(本社:東京都渋谷区)は、2020年2月1日より新型ロンドンタクシー「TX」の予約受付を開始すると発表しました。タクシー業界におけるこれは重要な一歩で、特に電動化が進む環境下での新たな選択肢を提供します。
ロンドンタクシーの歴史
ロンドンタクシーは、2019年に70周年を迎えました。この長い歴史を持つタクシーは、初の電動化モデルとしてその幕を開けました。新型「TX」は、従来のモデルよりもさらに進化した特長を持ちながら、乗客全員への快適なインテリアを実現しています。
新型「TX」の特徴
A. レンジエクステンダー式ドライブトレイン
新型「TX」は、e-cityという最新のレンジエクステンダーシステムを搭載しています。このシステムは、1500ccの3気筒ガソリンエンジンを発電専用に使用し、駆動は100%モーターで行われます。この方式により、スムーズな加速を実現しつつ、高い静粛性を保っています。
B. 軽量化と耐久性
ボディの基本骨格はアルミニウムで作られており、独自の接着焼付工法を用いることで、軽量性と耐久性を両立させています。また、外板には特殊繊維素材が使われ、長期間にわたる性能維持が期待できます。
C. 車いす利用者への配慮
新型「TX」は、車いす利用者にも配慮した設計を採用しています。スライド式スロープを搭載し、最大250kgの重量に耐えうる仕様となっているため、安心して利用可能です。また、観音式ドアの採用により、乗降の際の身体的負担も軽減されています。これにより、ドライバーの負担も少なからず軽減されるでしょう。
予約と販売について
発売に先立ち、2020年1月10日にメディア向けの発表会が予定されています。予約が始まるのは2020年2月1日からで、実際のお届けは2020年6月を見込んでいます。この情報は、LEVC社のウェブサイトでも確認可能です。
LEVC社の背景
LEVC(London EV Company)は、旧LTI(London Taxi International)社から社名を変更し、2017年から浙江吉利控股集団傘下にあります。イギリス・コヴェントリー近郊のアンスティに本社を構え、年間生産台数は3500台に上ります。日本市場におけるこの新型タクシーの投入は、国内の交通インフラにも新たな風を吹き込むことでしょう。
まとめ
新型ロンドンタクシー「TX」は、電動化、軽量化、利用者への配慮など、多くの先進的要素を取り入れた製品です。予約受付が始まり、いよいよ日本でも新しい時代のタクシーが登場します。これからの利便性向上とユーザーのニーズに応える快適な設計が期待されます。
会社情報
- 会社名
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フリートウェイアンドサービス株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市港北区日吉6-3-9
- 電話番号
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