フィリピンラボ再開
2024-09-04 16:29:44

フィリピンに拠点を置くアップセルテクノロジィーズがラボを再開

日本を拠点に持つアップセルテクノロジィーズ株式会社が、2024年9月からその100%子会社であるUPSELL-TECHNOLOGIES PHILIPPINES, INC.を通じてフィリピン・セブ島での事業を再スタートします。この決定は、2014年に設立されたフィリピンラボが新型コロナウイルスの影響で一時的に停止されていた状況から、新たな展開へと踏み出すものです。

アップセルテクノロジィーズの経営ミッションは「世界中の声をAIで科学する」というものであり、この理念に基づいた新プロジェクトが始まります。フィリピンラボでは、AIオペレーターや個別の外見・人格を持つデジタルヒューマン(Digital Human)の開発が計画されており、これにより英語圏でも声の利用と蓄積が進む見込みです。

具体的な事業内容としては、海外向けの多言語コールセンターを運営し、将来的には日本語以外の言語にも対応できる拡張を目指しています。このセンターは、フィリピンの若い労働力と高い英語力を最大限に活用し、国内向けサービスとしても需要の高まる多言語対応が可能な体制を整えます。また、コールセンターの基盤を利用した英語対応の電話代行プランも提供し、電話業務に苦しむ企業に対して、シンプルかつ効果的なサービスを提供します。

今回のフィリピンラボの再開により、アップセルテクノロジィーズは、世界的にコールセンター拠点として知られるフィリピンの強みを生かした新たな収益源を確保するとともに、AI/DH事業のさらなる発展を図ることが期待されます。これにより、企業や顧客に対する価値提供が強化され、経営の持続可能性や競争力向上にも寄与するでしょう。

フィリピンは、今後の経済成長が期待される若い人口を抱え、優秀な人材が集まりやすい環境が整っています。特に、大規模なBPO市場を有していることから、国際的なビジネス展開においても重要なポイントとなります。アップセルテクノロジィーズは、この環境を最大限に活用し、自社の成長とさらなるイノベーションを追求する姿勢を持っていることが伺えます。

フィリピンラボ事業の概要も注目されます。英語圏での多言語センター運営に加え、日本国内向けの対応力も高めることで、シナジー効果の創出が期待されています。このように、フィリピンラボの再稼働は、単なるビジネスの再開を超え、グローバルな展開を持続的に進めるための重要なステップとなるでしょう。

【UPSELL-TECHNOLOGIES PHILIPPINES, INC.の基本情報】
  • - 会社名: U PSELL-TECHNOLOGIES PHILIPPINES, INC.
  • - 代表者: 高橋 良太
  • - 本社: フィリピン・セブ市 CEBU IT TOWER 2

また、当社の日本本社も引き続き新たな挑戦を続けており、クラウド型VoIPシステム「UPSELL CLOUD」の開発と販売、AI/DH事業、インサイドセールス事業、さらにはトラベルエージェント事業にも注力しています。これにより、アップセルテクノロジィーズは、海外拠点と国内の事業を連携させながら、持続的成長を目指していくことでしょう。


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会社情報

会社名
アップセルテクノロジィーズ株式会社
住所
東京都豊島区西池袋5-26-19 陸王西池袋ビル6階
電話番号
03-5986-0777

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