TayoriがFAQ機能にAI搭載でカスタマーサポートを革新

TayoriがFAQにAI検索機能を追加

株式会社PR TIMESが運営するカスタマーサポートツール「Tayori」は、2025年4月16日から、新たにFAQ機能に「AI検索機能」を追加します。この機能により、ユーザーがFAQに入力した検索ワードをAIが解析し、最適な回答を提案する仕組みが整います。特に、これにより問い合わせ者の自己解決率が向上し、カスタマーサポートの効率化が期待されています。

Tayoriの特徴と背景

Tayoriは、これまでに7万件を超えるFAQを提供しており、その使いやすいUIが多くの支持を受けています。しかし、カスタマーサポートにおける調査結果によると、77.1%の使用者が問題解決に至らず、問い合わせを余儀なくされている現実があります。そこで、TayoriはAIチャットボットとの連携を強化し、検索の意図をより的確に汲み取れるようにしました。

新たに搭載されたAI検索機能

新たに追加されたAI検索機能は、従来のキーワードマッチに依存せず、ユーザーの意図をしっかりと把握します。これにより、関連するFAQから最適な情報を抽出し、検索結果に表示することが可能となります。これまでの従来型の検索では、検索ワードが完全一致しなければ結果が表示されないことがありましたが、今回の機能によって、この問題が解消されます。

設定方法もシンプル

AIチャットボットをFAQ検索と連携させる設定は非常に簡単です。FAQ作成・管理画面で連携タブをONにするだけで、AIによる自動応答がFAQ検索結果に統合されます。これにより、企業は手間をかけずに高機能なサポートを実現できます。

AIチャットボットとSlackの連携

新機能として、Slackとの連携も実現しました。これを利用することで、日常業務でよく使われるSlack上での質問に対して、AIチャットボットが即座に応答を返します。これにより、社内での情報共有がよりスムーズになります。

展示会でのデモ体験

Tayoriは2025年4月23日から25日に東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week 春 AI・業務自動化展」に出展し、この新機能のデモを実演します。来場者は実際に触れてみることで、カスタマーサポートにおける問題解決のヒントを得ることができるでしょう。

Tayoriが目指す未来

Tayoriは、2025年4月1日に「意識しないAI」を活用したカスタマーサポートの実現を目指す夢を発表しました。新たに搭載されたAI機能は、その実現に向けた重要なステップと位置付けられています。今後も、企業がAIの恩恵を自然に享受できるよう、さらなる機能の向上を図ります。これによって、企業の生産性が向上し、問い合わせ者の自己解決が促進されることを期待しています。

Tayoriは、カスタマーサポートにおいて、より良い体験を提供するためのサポートツールであり続けることを目指しています。そのシンプルな操作性と充実した機能により、これからも多くの企業にとって必須のパートナーとなるでしょう。