ヨーロッパ観光の未来を切り拓くイベントが愛知で開催されました！

ヨーロッパ観光の未来を愛知で発信！

2025年9月25日から28日まで、愛知県国際展示場で開催された「ツーリズムEXPOジャパン」は、多くの来場者を巻き込み、ヨーロッパ観光の魅力を存分に紹介しました。このイベントは、ヨーロッパ観光委員会（ETC）の出展によって、特に注目を集めました。主催者によれば、4日間での来場者数は12万6900人に達し、その中でもETCブースは多くの興味を引きつけました。

多彩なパートナー国が参加

イベントには、フィンランドやチェコ、モナコ、モンテネグロ、トルコ、ドイツ、スペイン、ハンガリー、ブルガリア、ベルギーなどの22か国が参加し、それぞれの文化や持続可能な観光の可能性を伝えました。また、来場者501人が参加したクイズ大会は、来場者とヨーロッパをつなぐ素晴らしい機会となりました。

業界向けセッションも充実

さらに、イベントの開催前日、JATAとETCが共同で業界向けのセッションを行いました。このセッションは名古屋市内のホテルで行われ、日本全国の旅行会社関係者が集まり、ヨーロッパ観光の最新トレンドや市場動向について話し合いました。特に2026年に導入される「欧州渡航情報認証システム（ETIAS）」に関する意見交換は、日本市場におけるヨーロッパ観光の発展に向けた重要なステップでした。

新キャンペーン「Unlock an Unexpected Upgrade」

ETCは、ヨーロッパ観光の持続可能性を高めるための新しいグローバルキャンペーン「Unlock an Unexpected Upgrade」を発表しました。このキャンペーンは、旅行者にオフシーズンの魅力や隠れた名所の発見、環境に優しい移動手段の利用を提案し、責任ある観光を促進します。詳細は公式サイトでチェックできます。

2026年からのETIASについて

2026年から、日本を含む59のビザ免除国の旅行者にはETIASが適用されます。この新しい安全管理制度により、旅行者は渡航前にオンラインで事前申請を行い、安全性が確認された上でスムーズな旅行が可能になります。ETIASは、シェンゲン協定加盟国を訪れる短期滞在者に求められます。

訪れるべきヨーロッパの美味しい体験

また、9月24日には日本市場向けの新ウェブサイト「美味しいヨーロッパ Gastronomy Journey」が公開され、ヨーロッパの食文化を紹介しています。この取り組みは、オフシーズンや隠れた名所の魅力を共有し、より深いヨーロッパ体験を提供することを目指しています。

美味しいヨーロッパ公式サイト

ヨーロッパ観光委員会（ETC）とは？

ヨーロッパ観光委員会（ETC）は1948年に設立された組織で、ヨーロッパ各国の観光団体を代表しています。ETCの使命は、持続可能な観光の普及と、様々な文化の観光価値向上です。現在、ETCには35の観光局が加盟しており、マーケティングやプロモーション、情報提供を通じて欧州の観光を支えています。詳しくはETC公式サイトを訪れてください。