濱友株式会社がデロイト トーマツから「さくら会計」を譲受
濱友株式会社は、デロイト トーマツ プロダクト&テクノロジー株式会社から、国際会計ソフト「さくら会計」の事業を譲渡されたことを発表しました。この譲渡により、濱友株式会社は2022年9月より「さくら会計」の本格的な営業を開始し、顧客へのサービスを提供していく計画です。
「さくら会計」の特長
「さくら会計」は、デロイト トーマツ プロダクト&テクノロジー株式会社(旧ファッズ株式会社)が開発したもので、特にそのユーザーインターフェースの使いやすさに定評があります。このソフトは、多様な機能を持ちながらもリーズナブルな価格で提供されており、日本の企業には特に適しています。
最も人気のある国際会計版は、マルチランゲージ、マルチカレンシー、マルチリージョン、そして複数の帳簿作成が可能な機能を備えており、主に海外に拠点を持つ日本企業やその親会社のニーズに応えることができます。このソフトは2015年から日本市場に流通し、多くの既存ユーザーを抱えています。
濱友株式会社のビジョン
濱友株式会社は2017年10月に設立され、「さくら会計」の海外販売を一つの目的としております。主にソフトウェア販売を事業の柱としており、テレワークのためのソリューションやセキュリティソフト、問い合わせ対応の自動化を図る「濱友のつながるDX」など多岐にわたる商品群を展開しています。
本社は神奈川県横浜市にあり、日本の優れた製品を国内外に広く販売することを目指しています。顧客ニーズに応じた販売戦略を展開することで、2022年初年度には1000契約の取得を見込んでいます。
豊富な機能を搭載
「さくら会計」は、ユーザーが利用しやすいインターフェースを特徴としており、オプションで幅広い機能を追加することが可能です。特に国際会計版は、多通貨での帳簿作成に対応し、米ドルや中国元など、各種外貨建て取引の自動仕訳機能を備えています。
一般的な会計ソフトと比べてリーズナブルな価格設定でありながらも、IFRS基準に対応しているため、複数の財務諸表や集計表を自在に作成できます。加えて、経営分析機能、部門管理、予算管理、取引先管理、仕訳承認機能など、多機能を実現しています。プロジェクト管理会計機能のオプションもあり、小規模から大規模事業者まで対応ができます。
未来への展望
濱友株式会社は、「さくら会計」を通じて、新たな市場の開拓や顧客基盤の拡大を目指しています。今後も高品質なサービスを提供し、顧客のニーズに応えることで、持続可能な成長を追求していくでしょう。
連絡先情報
「さくら会計」や濱友株式会社に関する詳しい情報は、以下のリンクをご覧ください。
お問い合わせは、以下の事務所までお気軽にご連絡ください。
濱友株式会社は、今後も市場のトレンドを捉え、顧客にとっての価値を最大化する施策を講じていきます。