着物の魅力を再発見!W@nderFabricの美しいキャップがデビュー
日本の伝統的な衣服である着物が、現在では特に成人式や結婚式などの特別な場面でしか着られなくなってきました。それでも、その美しさは色褪せることなく、むしろ多くの人々に忘れ去られようとしています。そんな中、着物や帯を使ったオリジナルキャップを制作・販売するブランド「W@nderFabric」が立ち上がり、話題を呼んでいます。
ブランド誕生の背景
W@nderFabricは2015年に着物と着物帯を利用したキャップの制作企画をスタートさせ、実に1年の開発期間を経て2016年に正式に販売を開始しました。製品にはヴィンテージの着物が使用されており、その仕入れから解体、クリーニングまで、多様な工程が必要です。手間をかけて製造されるこれらのキャップは、ただのファッションアイテムではなく、ひとつひとつが独特なストーリーを持っています。
独自の製造工程
W@nderFabricで制作されるキャップは、一見すると普通のキャップのようですが、実はその背景には複雑な製造工程が存在します。生地の柄や厚み、さらには幅の狭い着物生地を使用するため、機械だけでは生産できない手作業の工程が多く、同じ製品が二つと存在しないという特別なものになります。これにより、顧客は世界に一つだけのユニークなアイテムを手に入れることができるのです。
美しさと存在感
特に、女性物の華やかな帯を使用したキャップは、その独自の存在感が際立っています。シルク素材のキャップは、光沢感とともに、かつての日本を彩った時代の空気を感じさせる逸品です。デザイナー自らが仕入れと解体を行うことで、そのクオリティと個性を保っています。
日本の伝統を未来へ
ワンダーファブリックが目指しているのは、着物が持つ深い魅力を再発見し、それを現代のファッションに溶け込ませることです。たんすの奥で眠る着物を再利用し、若い世代や海外の人々にその価値を伝える活動を進めています。古き良き伝統と現代のデザインが融合したその姿は、これからのファッションシーンに新たな風を吹き込むことでしょう。
まとめ
着物の伝承をテーマとしたW@nderFabricのキャップは、ただのファッションアイテムを超え、文化的な意味を持つ美しい作品です。手作業で丁寧に作られたこれらの製品は、一つとして同じものはなく、身に着けることで日本の伝統を感じることができます。ぜひ、W@nderFabricのキャップを手に取り、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。今後の展開にも注目です!
公式ウェブサイト:
W@nderFabric
インスタグラム:
@wonderfabric_japan